開講年度2018
科目名実習:不正咬合の診断と治療
科目ナンバーD413-577-02
開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
(全)開講学科歯学部歯学科 2015年度以降入学
歯学部歯学科 2002-2014年度入学
部門専門  
開講種別春学期
対象学年4年
担当者後藤 滋巳
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
春学期 水曜日 2時限


コーディネーター
担当講座
歯科矯正学講座
担当者
主任教授、特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤講師、非常勤助教
授業の概要
(目的)
セファロ分析と矯正診断を修得する。
一般歯科臨床医が多用する矯正装置の適応症と製作法、また実際の動きを体得する。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
実習書(歯科矯正学講座)
歯科矯正学 第5版(医歯薬出版)
新しい歯科矯正学(永末書店)
チェアーサイド・ラボサイドの新矯正装置ビジュアルガイド(医歯薬出版)

『参考書』
幼児・学童期からの矯正歯科治療(医歯薬出版)
矯正歯科治療 この症例にこの装置(医歯薬出版)
講義(実習)
の方法・形式
セファロ計測、および評価を行う。模型上で矯正装置を作製、装着する。細部においてはインストラクターが班ごとにデモンストレーションを行う。
必要機器
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1~4セファロ分析と矯正診断
一般目標(GIO)
不正咬合に対する診断、治療の必要性とその意義を理解する。
矯正診断において、患者の顎顔面形態を把握するために、側面セファロの計測および評価方法を修得する。
A セファロ分析と矯正診断
到達目標(SBOs)
不正咬合の原因、種類、診察、検査、診断、治療および予防法を説明できる。[E-4-1)-③]
模型及び頭部X線規格写真等より分析、診断、治療計画を立案できる。[F-3-6)-④][G-3-(12)]
予習
・実習内容の確認をする。側面頭部エックス線規格写真による計測項目について確認する。(25分)
・実習器具の準備・整備を行う。(20分)
復習
・実習の内容を整理して、まとめを作成する。(20分)
・頭部エックス線規格写真による検査結果から分析を行い、検査結果を読み取る方法を復習する。(15分)
・検査結果から、診断を導く方法を復習する。(10分)
講座員全員
5~8矯正力と歯の移動様式
一般目標(GIO)
不正咬合に対する診断、治療の必要性とその意義を理解する。
矯正治療に際し、使用する矯正装置について患者や保護者に分かりやすく説明するために必要な基本的知識、技能および態度を修得する。
A 矯正力と歯の移動様式
到達目標(SBOs)
矯正治療によって起こる生体反応を細胞あるいは分子生物学的に説明できる。[E-4-1)-⑥]
矯正装置の種類と特徴、および使用目的を説明できる。[E-4-1)-⑤]
歯科矯正用材料の種類、用途成分、組成、特性、操作方法を説明できる。[D-2-④]
予習
・実習内容の確認をする。舌側弧線装置による歯の移動様式について確認する。(25分)
・実習器具の準備・整備を行う。(20分)
復習
・実習の内容を整理して、まとめを作成する。(20分)
・不正咬合の診断から治療方法を考え、治療方針に即した装置を設計する方法を復習する。また。模型上で行った舌側弧線装置の製作手順を復習する。(15分)
・舌側弧線装置による歯の移動様式を復習する。(10分)
講座員全員
9~13成長期による矯正治療
一般目標(GIO)
不正咬合に対する診断、治療の必要性とその意義を理解する。
成長期の患者の口唇・口腔・顎顔面の状態を把握するために、非侵襲的な診察と検査を行うための基本的知識、技能および態度を修得する。
A 成長期における矯正治療
到達目標(SBOs)
矯正装置の種類と特徴、および使用目的を説明できる。[E-4-1)-⑤]
口腔・顎顔面領域の成長・発育を説明できる。[E-2-3)-②]
予習
・実習内容の確認をする。矯正装置の種類について確認する。(25分)
・実習器具の準備・整備を行う。(20分)
復習
・実習の内容を整理して、まとめを作成する。(20分)
・側面頭部エックス線規格写真による検査結果に基づき診断を立案し、治療方針を導く方法について復習する。(15分)
・治療方針に即した装置選択の方法を復習する。構成咬合採得方法、機能的矯正装置の種類とその特徴、違いについて復習する。(10分)
講座員全員
14,15矯正力と歯の固定
一般目標(GIO)
不正咬合に対する診断、治療の必要性とその意義を理解する。
ブラケットによる歯の移動様式を理解するために、固定の種類・分類を理解する。
A 矯正力と歯の固定
到達目標(SBOs)
矯正治療によって起こる生体反応を細胞あるいは分子生物学的に説明できる。[E-4-1)-⑥]
予習
・実習内容の確認をする。マルチブラケット装置の構成要素について予習する。(25分)
・実習器具の準備・整備を行う。(20分)
復習
・実習の内容を整理して、まとめを作成する。(20分)
・マルチブラケット装置の構成要素について復習する。マルチブラケット装置装着について手順と必要な材料について復習する。(15分)
・ブラケット装置による歯の移動様式について復習する。また、矯正力を作用させる場合の固定について、固定の種類、抵抗の性質による分類、抜歯空隙利用のための固定の分類について復習を行う。(10分)
講座員全員
留意事項
出欠席の確認については厳格に行う。欠席した場合、進級不可となる場合がある。実習器具は常に整備しておき、学生相互間の貸し借りはしないこと。整備不足、忘れ物の場合は、実習準備不足として実習を中止する場合もある。
授業以外の
学習方法
実習にて紹介する文献や参考書も利用し、能動的な学習を行う。
1回の実習について、実習時間の45分程度の予習と45分程度の復習は必ず費やすこと。
成績評価方法
実習試験や口頭試問を行い評価する。また、実習に対する意欲や遅刻等の実習態度についても考慮することがある。
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更新日付2017/12/20 12:36:26