開講年度2018
科目名実習:硬組織疾患の治療
科目ナンバーD411-573-04
開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
(全)開講学科歯学部歯学科 2002-2014年度入学
部門専門  
開講種別春学期
対象学年4年
担当者千田 彰
実務経験教員
関連性が高いディプロマ・ポリシー
単位数1.5
曜日・時限春学期 水曜日 5時限
春学期 水曜日 6時限


コーディネーター
担当講座
保存修復学講座
担当者
主任教授:千田 彰、特殊診療科教授:冨士谷盛興、准教授:友田篤臣、講師:中野健二郎、掘江 卓、林 真希、林 建佑
授業の概要
(目的)
「硬組織疾患の治療」講義で学習した事項について、模型歯やシミュレーター(ファントーム)などを利用して実習し、知識を深める。硬組織疾患の診断や治療のための器機の基本的な使用法を学び、手技の修練をする。
教材(教科書、
参考書等)
『教科書』
「第6版 保存修復学」千田 彰 他編著 医歯薬出版
「保存修復クリニカルガイド」千田 彰、田上順次 他編著 医歯薬出版

『参考図書』
「う蝕の治療ガイドライン」特定非営利活動法人日本歯科保存学会編 永末書店
講義(実習)
の方法・形式
各自専用の実習机を使用し、講義内容やテレビデモ、インストラクターのデモ、さらに教科書などを参考にして実習する。
必要機器
課題
(定期試験・
レポート試験・
授業内試験)の
フィードバック方法
講義・実習
講義(実習)項目・一般目標(GIO)講義(実習)内容・到達目標(SBOs)・
予習・復習
担当者
1【実習項目】
ガイダンス

【一般目標(GIO)】
本実習の意義と目的について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)実習の目的、到達目標を示すので、講義の内容と関連させて実習を進めることを考える。
2)購入した器具の名称と用途が言える。
3)器械・器具の名称と用途を的確に言える。またそれらの把持法や整理が正しくできる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)
・実習に用いる器具の確認用途を理解する(30分)
復習
・これまで受講した実習について復習する(30分)

【コアカリ】
D-1①③
D-2①②③
E-3-2)①
千田 彰 他、特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
2-3【実習項目】
ベニア修復

【一般目標(GIO)】
ベニア修復について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)ポーセレン(セラミクス)材料の特徴を説明し、これを臨床応用した場合の特徴を述べることができる。また、修復物の製作法、修復の種類を列挙できる。
2)レジン・ポーセレン(セラミクス)接着のメカニズムを理解し、その原理を説明できる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑥
千田 彰 他、特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
4-9【実習項目】
メタルインレー修復

【一般目標(GIO)】
窩洞の基本的概念、保存修復の目的である形態、機能の修復を理解する。
メタルインレー修復における窩洞形成(模型歯を用い窩洞形成)、印象採得、模型作製、蝋模型作製について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)窩洞の基本的概念、保存修復の目的である形態、機能の修復を理解でき、とくに窩洞の構成、各部の名称が説明できる。
2)メタルインレー修復の目的が理解でき、その方法、材料が明確に説明できる。また、必要な材料を適切に使用できる。
3)各種材料の理工学的性質を理解し、これらに対応した基本操作ができる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2①②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑥⑦
E-3-3)①
G-3④
千田 彰 他、特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
10【実習項目】
セラミックインレー修復

【一般目標(GIO)】
セラミックインレー修復について理解する。
【到達目標(SBOs)】
1)ポーセレン(セラミクス)材料の特徴を説明し、これを臨床応用した場合の特徴を述べることができる。また、修復物の製作法、修復の種類を列挙できる。
2)レジン・ポーセレン(セラミクス)接着のメカニズムを理解し、その原理を説明できる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑥⑦
E-3-3)①
G-3④
千田 彰 他、特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
11【実習項目】
暫間的間接覆髄法(IPC法)

【一般目標(GIO)】
硬組織疾患と歯質欠損に対する暫間的間接覆髄法(IPC法)の臨床的意義と方法を習得する。
【到達目標(SBOs)】
1)象牙質と歯髄の発生、機能上の関わりを知り、レジン・象牙質の再生と修復を考え、これらからDentin/Pulp Complex保護の重要性を知る。
2)暫間的間接覆髄法(IPC法)について説明できる。

【予習・復習】
予習
・実習における学習内容を確認する(30分)。
・実習に用いる器具を確認し、用途を理解する(30分)。
復習
・行った実習とこれまで受講した講義や実習の内容を整理して、まとめを作成する(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2①②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑦
E-3-3)③
G-3④
千田 彰 他、特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
12【実習項目】
まとめ

【一般目標(GIO)】
これまでの各項目で習得した知識や技能について確認する。
【到達目標(SBOs)】
1)修復治療全般に関する基本的な事項を理解し、メタルインレー修復などの手技が確実に行える。

【予習・復習】
予習
・自らが作成したまとめ等により、これまでの本実習で習得した知識や技能を確認する(60分)。
復習
・本実習でわからなかった点があれば、理解できるようにする(30分)。

【コアカリ】
D-1①②③
D-2①②③
E-3-2)①
E-3-3)-(1)①②③④⑤⑥
E-3-3)①
G-3④
千田 彰 他、特殊診療科教授、准教授、講師、助教、非常勤教員
留意事項
授業以外の
学習方法
教科書(保存修復クリニカルガイド)には臨床での「症例」も掲載されているので、この教科書や他の参考書なども参考にして、実際の「症例」をイメージして復習、予習する。
成績評価方法
試験(実技、筆記)により評価する。実習に対する積極性、実技の習熟度、実技の向上度についても担当指導者が評価する。
参照ホーム
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更新日付2018/03/05 19:04:46