サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 生命健康科学コースとして、健康栄養学や言語聴覚科学などの基盤となる分子生物学や遺伝学・発生学について学び、再生医療など先端的の技術や知見について理解を深める。 |
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到達目標 | | DNA, RNA, 転写の制御、 遺伝子クローニングなど分子生物学の基礎事項も復習をかねて十分理解する。 メンデル遺伝学とヒトゲノムの全貌解明の関連を理解する。 ヒト遺伝子の解明が医療にもたらすインパクトについて、 有用物質の生産、 分子標的治療、 遺伝子治療、 遺伝子多型による体質の差など各方面から理解する。 遺伝子操作の倫理的問題点を考える。 幹細胞など分子細胞治療の現状と将来を展望する。また、ゲノム利用の課題や再生医療などのテーマで発表を行い討論を行う。 |
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授業の内容・ 計画 | | 分子生物学の基礎 (第1回-8回) 1、 DNAと遺伝情報の複製;2、 RNAと転写;3、 転写制御;4、 翻訳と遺伝暗号;5、 ゲノム構造とスプライシング;6、 遺伝子クローニング;7、組換え遺伝子の利用;8、 学生発表会
遺伝学の基礎とヒトゲノム (第9回-第13回) 9、 メンデル遺伝学;10、 染色体;11、 ヒトゲノムの解明;12、 ヒトゲノム情報の利用;13、 学生発表会
遺伝子研究の生物学への応用 (第14回-19回) 14、 発生-基本的プランの決定;15、 発生-ホメオティック遺伝子;16、 脳神経;17、 免疫-抗体多様性の決定;18、 免疫-免疫細胞間の情報交換;19、 学生発表会
遺伝子研究の医療への応用 (第20回-26回) 20、 有用物質の生産;21、 分子標的治療の方法論;22、 分子標的治療の現状と将来;23、 遺伝子治療;24、遺伝子多型と疾病への感受性;26、 学生発表会
幹細胞研究と再生医療での課題 (第27回−30回) 27、 ES細胞とiPS細胞、 28、 幹細胞の治療への応用; 29、再生医療の現状 ;30、学生発表会 |
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評価方法 (基準等) | | 学生発表会での発表資料の内容、発表の態度、レポートについて評価する |
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授業外の学修 (予習・復習) | | あらかじめ参考文献を読み、説明できるようにする。学生発表会にむけて資料をあつめ発表の準備を行う。 |
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教科書・ 参考書 | | 特定のテキストは使用しない。 参考書:ワトソン遺伝子の分子生物学 第7版、ジェームス・D・ワトソン (著), 中村 桂子 (翻訳) 東京電機大学出版局 (2017/1/20) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | オフィスアワー。講義の最後に質疑応答の時間をもうける。 |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2018/02/05 11:25:58 |