開講年度2018
科目名経営管理研究 講義
(全)開講学科経営学研究科経営学専攻博士前期課程-2004
2018年度経営学研究科経営学専攻博士前期課程
開講種別通年
対象学年1年
担当者田尾 雅夫
単位数4
曜日・時限通年 金曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
組織論の視点から経営管理を学ぶ
科目のねらい
組織論について概念と方法論について学ぶ。
実際には、経営学でしばしば用いられる概念を理解することである。
到達目標
経営管理論に詳細な知識を得ることである。すでに入門的な知識を得ている院生と、得ていない院生に分けて講義することもある。第一回で相談して決める。まずテキストと参考資料を提示したい。当然、論文作成について、それは円滑になるような方式を各自個別的に考える予定である。最終的な到達目標は、すばらしい論文ができることである。
授業の内容・
計画
第1講で基本的な方向を提示して、第2講以後、次のようなテーマで授業を行う。ただし、1回目の出席者の理解の程度によって多少の順序、内容の変更はある。戦略、競争優位、ネットワーク、組織形態、企業文化、環境、リーダーシップ、モチベーション、組織学習、起業、非営利組織、イノベーション、コンプライアンス、ジェンダー論である。これで15回に相当するが、以上の内容は16年度に田尾雅夫・佐々木利廣・若林直樹編の「はじめて経営学を学ぶ」を用いた場合である。17年度は、春学期は内容としては変更はほぼないが、テキストについては変更することになる。経営学についてほとんど知識のない場合は、より易しいテキスト、知識のある人が多いようであれば、難しいテキストを考えたい。秋学期は、春学期の知識によって、個別的な議論を深めた負い。具体的には、第16講で春学期に得た知識の総ざらえをして、第17-19講でシステム論、第20-22講で戦略論、第23-25講で人的資源論、第26-28講で病理・倫理論、第29講で評価論、第30講でまとめの議論をおこなう。なお、以上に加えて、経営学の基礎的な論文などを読んでレポートに仕上げることを宿題として与えることがある。毎回ではないが、必要に応じて行う。それが論文の執筆に必ず役立つであろうから、必ず仕上げること。
評価方法
(基準等)
レポートを作成して、それによって考課する。
授業外の学修
(予習・復習)
レポートをしばしば提出することを求める。
しかし、前年度の経験からいえば、企業小説を読んでもらって発表したり、会食で自由なディスカッションしたり、できれば企業見学(トヨタの工場など)などをして基本的なことを習得してもらうようにしたい。秋学期では、信濃大町の合宿施設で、講義の残りを仕上げることもある。
教科書・
参考書
未定
参照URL
質疑応答
大歓迎、水、木、金曜日はかならず昼時間在室。
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/12 12:55:31