開講年度2018
科目名国際ビジネス論研究(Ⅱ)B(貿易政策) 講義(商研)
(全)開講学科商学研究科商学専攻博士前期課程-2004
2017年度商学研究科商学専攻博士前期課程
開講種別通年
対象学年1年
担当者多和田 眞
単位数2
曜日・時限通年集中 その他 集中
キャンパス


サブタイトル
国際マクロ経済学
科目のねらい
国際収支と為替レートの基礎知識と伝統的なマクロ経済学を踏まえて、開放経済下でのマクロ国際経済政策や国際資本移動の経済的影響について学ぶ。その上で、為替レートの決定のメカニズムと為替レートが国際収支やマクロ経済に果たす役割を見ていく。これらを踏まえて戦後の国際通貨制度の下での日本の為替と関連付けて、国際収支、国際貿易、国際金融取引などの歩みをたどり、近年の国際金融危機への理解を深める。
到達目標
国際マクロ経済の基本的原理を経済理論に即して理解し、国際的経済取引に伴う貨幣的側面についての理論的メカニズムの把握を目指す。そして、国際経済下での基本的なマクロ経済政策の有効性を学ぶ。これらを踏まえて為替制度を中心に国際金融や資本取引などについて戦後の日本の歩みを見ていくことで、現代の国際金融の問題点を的確に把握する能力を養う。
授業の内容・
計画
授業計画
第1回:国際収支勘定
第2回:外国為替市場
第3回:為替取引と為替レート
第4回:開放経済下での財市場
第5回:開放経済下での貨幣市場
第6回:開放系坂での財政・金融政策
第7回:為替政策と金融政策
第8回:外国為替市場の長期均衡
第9回:外国為替市場の短期均衡
第10回:為替レートと国際収支
第11回:為替レートとマクロ経済
第12回:国際資本移動と国際資本市場
第13回:戦後のブレトンウッズ体制と日本経済
第14回:変動為替相場制のもとでの円とドル
第15回:国際金融危機
定期試験
評価方法
(基準等)
講義時間中の議論への参加の状況(50%)、期末の試験(50%)
授業外の学修
(予習・復習)
予習 事前に配布する資料に目を通しておくこと
復習 ノートにとった講義内容を整理して確認すること
教科書・
参考書
参考書
高木信二「入門・国際金融 第4版」日本評論社
藤井英次「コアテキスト・国際金融論 第2版」新世社
参照URL
質疑応答
講義日の講義時間帯の1時間前を充てる。事前にアポイントを取ること。
備考
画像
ファイル
更新日付2018/01/30 18:50:55