| サブタイトル | | |
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| 科目のねらい | | | 経済・ビジネスにおけるグローバル化、情報化、規制緩和・自由化の進展とともに、ビジネス・パーソンにとって国際ファイナンス関連知識の習得が従来にも増して重要となってきました。本講義Ａでは、そうした広範囲な“必須知識”のうち、開放マクロ経済理論ないしは国際マクロ経済理論の基礎と応用とを学びます。 |
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| 到達目標 | | | 本講義で詳述されるエクスパティーズの習得により、受講生は日々マーケットが提起する錯綜した諸問題を論理的かつ整合的に捉えることが可能となります。それによって目の前の視界が開け、グローバル時代のビジネス・パーソンとして活躍の場がいっそう広がるでしょう。 |
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授業の内容・
計画 | | １ 国際金融と開放マクロ経済理論：序論
２ 為替レートの短期変動理論：ポートフォリオ・バランス・モデル
３ 為替レートの中期変動理論（1）：マンデル=フレミング=ドーンブッシュ・モデル
４ 為替レートの中期変動理論（2）：オブズフェルド=ロゴフ・モデル
５ 為替レートの中期変動理論（3）：価格設定（PCP/PTM）と為替レート変動の転嫁
６ 為替レートの長期変動理論（1）：購買力平価説と単位根・共和分検定問題
７ 為替レートの長期変動理論（2）：SVAR、閾値自己回帰（TAR）モデル
８ 国際政策協調：ナッシュ均衡政策とゲーム論的アプローチ
９ 国際通貨危機：国際収支モデル、自己実現的予想モデル、双子の危機モデル
10 通貨金融統合：最適通貨圏の古典的モデルと新開放マクロ経済（NOEM）モデル
11 開放経済下の金融政策（１）：開放経済動学的一般均衡（DSGE）理論
12 開放経済下の金融政策（２）：新ＩＳ-ＬＭ体系とカリブレーション
13 開放経済下の金融政策（３）：対数線形近似式と実証分析
14 まとめ
（講義Ａと講義Ｂとはそれぞれ独立した内容となっていますが、双方を合わせて受講することが望まれます） |
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評価方法
（基準等） | | |
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授業外の学修
(予習･復習) | | | 教科書や紹介された参考文献により、上述各項目の論理を丹念に追い、その理論体系の全体像を確実に掴み取って欲しいと思います。また、併せて実際に統計データを用いて計量計算することにより、理論の持つ現実的意味合いを確認することが要請されます。 |
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教科書・
参考書 | | 教科書：岡田義昭（2001）『国際金融：理論と政策』法律文化社、ditto（2006）『国際金融の新たな枠組み』成文堂、ditto（2009）『開放経済下の新マクロ経済分析』成文堂、ditto（2011）『国際金融論攷』成文堂、ditto（2014）『グローバル化への挑戦と開放マクロ経済分析』成文堂、ditto（2017）『マクロ経済分析の地平』成文堂
Obstfeld, M. and K. Rogoff (1996), Foundations of International Macroeconomics, The MIT Press
参考文献：講義のなかで適宜紹介し使用します。 |
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| 参照URL | | |
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| 質疑応答 | | |
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| 備考 | | | 受講者は商学部「国際金融論ＡＢ」程度の内容を学習していることが必要です。また、簡単な表計算統計ソフト（EXCEL、R、STATA、EViewsなど）の知識も求められます。 |
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| 更新日付 | | 2018/02/19 14:29:25 |