開講年度2018
科目名日本文化研究(Ⅴ)-2(民俗学) 講義
(全)開講学科文学研究科宗教学仏教学専攻博士前期課程-2004
文学研究科歴史学専攻博士前期課程-2004
文学研究科英語圏文化専攻博士前期課程-2004
文学研究科日本文化専攻博士前期課程-2004
2018年度文学研究科日本文化専攻博士前期課程
2018年度文学研究科英語圏文化専攻博士前期課程
開講種別通年
対象学年1年
担当者蛸島 直
単位数4
曜日・時限通年 金曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
民俗学を再考する
科目のねらい
  「民俗学」 (folklore) はしばしば混同される 「民族学」 (ethnology) とは異なり、 自文化を研究する科学である。 衣食住から、 生業、 家族親族、 贈答、 人生儀礼、 年中行事、 信仰、 口承文芸、 民間知識など、 民俗学の研究対象は広いが、 なるべく多くの話題を取り上げながら日本民俗学の研究史を振り返りたい。 4週目以降は講読形式で各自が関心をもつ先行研究を紹介、 批評してもらう。
到達目標
 民俗学専攻者には、民俗学の諸領域についてより広く、より深く学んでほしい。他専攻者には、各自の専攻領域と民俗学との接点となりうる部分について知見を広めてほしい。
授業の内容・
計画
1.2つのミンゾク学
2.民俗学の諸領域
3.受講者の関心の整理と発表順の決定
4.雑誌 『日本民俗学』 の論文講読 (1)
5.雑誌 『日本民俗学』 の論文講読 (2)
6.雑誌 『日本民俗学』 の論文講読 (3)
7.雑誌 『日本民俗学』 の論文講読 (4)
8.雑誌 『日本民俗学』 の論文講読 (5)
9.関心ある先行研究の紹介と批評 (1)
10.関心ある先行研究の紹介と批評 (2)
11.関心ある先行研究の紹介と批評 (3)
12.関心ある先行研究の紹介と批評 (4)
13.関心ある先行研究の紹介と批評 (5)
14.レポート作成に向けて
15.総括
16.レポート返却と講評
17.民俗学研究史 (1) 柳田国男
18.民俗学研究史 (2) 南方熊楠
19.民俗学研究史 (3) 析口信夫
20.民俗学研究史 (4) 宮本常一
21.民俗学研究史 (5) その他の研究者たち
22.関心ある先行研究の紹介と批評 (6)
23.関心ある先行研究の紹介と批評 (7)
24.関心ある先行研究の紹介と批評 (8)
25.関心ある先行研究の紹介と批評 (9)
26.関心ある先行研究の紹介と批評 (10)
27.関心ある先行研究の紹介と批評 (11)
28.関心ある先行研究の紹介と批評 (12)
29.レポート作成に向けて
30.総括
評価方法
(基準等)
口頭発表およびレポートの得点で評価する。評価の配分は前者20パーセント、後者80パーセントとする。
授業外の学修
(予習・復習)
口頭発表の準備を可能な限り緻密に行い、発表後は、討論を踏まえ、再整理と資料の追加を行う。
教科書・
参考書
テキストは使用しない。 必要に応じて資料を配布し、参考文献は適宜指示していく。
参照URL
1.日本民俗学会
質疑応答
授業時間内に遠慮なく質問してほしい。個別の方がよいと判断される内容については、オフィスアワーその他、適時質問されたい。
備考
オフィスアワー:木曜15:20-16::40。3号館東棟4階 3438研究室
画像
ファイル
更新日付2018/02/07 12:02:42