サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 近代家族は、全体社会システムのなかの一つであると同時に、下位システムの一つであるため、社会変動とともに構造変動を引き起こしてきた。講義では、その構造変動を明治期の初期産業化段階における制度の次元、戦後の高度産業化段階における集団の次元、さらに1980年代以降の後期産業化段階における個人の次元といった三つの側面から考察する。日本型近代家族の考察を通して、社会変動と家族の変化の関係性を理解することがねらいである。 |
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到達目標 | | 近代家族について社会学的視点から学ぶ。近代家族の成立とその揺らぎを取り上げ、 家族の将来像の展望として投射できるよう理論的に把握できるようになる。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. 戦後家族社会学の展開 2. 家族社会学の現代的位相 3. 近代家族とは 4. 家族におけるケアの問題化 5. 家族の多様化 6. 家族の個人化 7. 人口学的家族研究 8. 家族社会学の方法論的トレンド 9. 家族社会学と質的調査 10. 家族社会学と量的調査 11. 家族史研究の視点 12. 雇用の不安定化と家族 13. 夫婦関係の不安定性 14. 女性の就業と家族の変化 15. 夫婦の情緒関係 16. 結婚満足度 17. 家族とライフコース 18.結婚の動向 19.晩婚化・非婚化 20.離婚の動向 21.離婚と子ども 22.夫婦関係とジェンダー 23.夫婦間葛藤 24.夫婦関係に関する生涯発達的研究の動向 25.子どもの成長と夫婦関係 26.子どもの巣立ちと夫婦関係 27.家族の個人化と夫婦関係 28.中年期の危機と夫婦関係 29.老齢期のソーシャルネットワークと夫婦関係 30.家族のゆくえ |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | |
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教科書・ 参考書 | | 教科書:使用しない。必要に応じてプリントを配布する。 参考書:授業中に適宜紹介する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | メールで予約のうえ、竹下研究室(3432)にお越しください。 |
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備考 | | |
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ファイル | | |
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更新日付 | | 2018/02/10 20:29:04 |