サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 広域英語圏の中でも地理的、歴史的にユニークなオーストラリアは、"today"が "to die” と聞こえるような、強いアクセントの英語が特徴である。しかし、それは、ロンドン下町のアクセントが優勢的に受け継がれた、というような単純な話ではない。 本科目では、Oxford University Press Australiaの百周年記念で出版された、オーストラリア英語史を詳説する専門書を輪読し、オーストラリア英語の特徴とその歴史的展開を読み解いていく。 |
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到達目標 | | 専門分野の英書を丹念に読むことで、学術書特有の文体や専門用語に慣れ、英語読解力が向上する。あわせて、将来的に受講者が取り組まなければならないアカデミック・ライティングへの意識を高めることができる。 広域英語圏の一つであるオーストラリア英語の特徴について正確な知識が得られるとともに、その歴史的形成過程を知ることで、世界各地での英語の広がり方、あるいはイギリス国内における英語の多様性についても視野を広げることができる。 また、授業展開の中で、読解部分の担当を決めて順番に発表することで、プレゼンテーション用の資料をわかりやすくコンパクトに作成する能力が身につくとともに、英語で理解したことを日本語でわかりやすく説明する能力が養成される。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1 授業の進め方、評価について、序論 2 オーストラリア概説 3 オーストラリア英語概説 4 Words from Indigenous Languages (1) 5 Words from Indigenous Languages (2) 6 The World Upside Down (1) 7 The World Upside Down (2) 8 Currency Versus Sterling (1) 9 Currency Versus Sterling (2) 10 Establishing the Accent (1) 11 Establishing the Accent (2) 12 Gold, Gold, Gold! (1) 13 Gold, Gold, Gold! (2) 14 The Dialect Evidence (1) 15 The Dialect Evidence (2) 16 The Great Expansion (1) 17 The Great Expansion (2) 18 Accent and Empire (1) 19 Accent and Empire (2) 20 Currency and Sterling (1) 21 Currency and Sterling (2) 22 It’s Time (1) 23 It’s Time (2) 24 Regional Australian English (1) 25 Regional Australian English (2) 26 Other Australian Englishes (1) 27 Other Australian Englishes (2) 28 The Future (1) 29 The Future (2) 30 まとめ |
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評価方法 (基準等) | | 担当部分の読解とプレゼンテーション 70%、 レポート(2回) 30% |
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授業外の学修 (予習・復習) | | テキスト読解予習に各回2時間、復習に各回30分(通年計75時間) プレゼンテーション資料作成に各回2時間(担当通年14回程度、計28時間) レポートに1回10時間(資料集め、読解、分析、執筆、印刷、計20時間) |
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教科書・ 参考書 | | <テキスト> Moore, Bruce. Speaking Our Language: The Story of Australian English. Sydney: Oxford University Press. 2008. (初回に履修確認のうえ一括購入する予定) |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | |
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更新日付 | | 2018/02/19 01:15:23 |