開講年度2018
科目名考古学研究(Ⅰ)(先史考古学研究) 講義
(全)開講学科文学研究科宗教学仏教学専攻博士前期課程-2004
文学研究科歴史学専攻博士前期課程-2004
文学研究科英語圏文化専攻博士前期課程-2004
文学研究科日本文化専攻博士前期課程-2004
2018年度文学研究科日本文化専攻博士前期課程
2018年度文学研究科英語圏文化専攻博士前期課程
開講種別通年
対象学年1年
担当者白石 浩之
単位数4
曜日・時限通年 木曜日 4時限
キャンパス


サブタイトル
先史時代の生活と文化
科目のねらい
先史時代とりわけ旧石器時代から縄文時代にかけての生活や文化について今まで明らかになった遺跡・遺構・遺物から問題点を整理して、わかりやすく解説する。
 とりわけ先史時代の研究の最新成果を踏まえて講義していきたい。
到達目標
  旧石器時代から縄文時代にかけての遺跡・遺構・遺物について白石が辿ってきた研究論文を提示して研究の状況を開設し、必要に応じてパワーポイントによる映像を用いて今日的な研究最前線の様相が理解できるようにする。
 
授業の内容・
計画
Ⅰ. 旧石器時代文化論
 Ⅰ. 旧石器時代文化論
 (1)ガイダンス 講義の内容と方向性
(2)旧石器文化研究地域論(1)
 (3)旧石器文化研究地域論(2)
 (4)北関東地方の旧石器文化研究
 (5)南関東地方武蔵野台地の旧石器文化研究(1)
 (6)南関東地方武蔵野台地の旧石器文化研究(2)
 (7)南関東地方武蔵野台地の旧石器文化研究(3)
 (8)南関東地方相模野台地の旧石器文化研究(1)
 (9)南関東地方相模野台地の旧石器文化研究(2)
 (10)南関東地方相模野台地の旧石器文化研究(3)
 (11)東海地方の旧石器文化研究(1)
 (12)東海地方の旧石器文化研究(2)
  (13)九州地方旧石器文化研究
 (14)まとめ
 (15)テスト
Ⅱ.縄文時代文化論
 (16)ガイダンス講義の内容とその方向性
(17)後氷期における新しい道具(近藤義郎執筆)をテキストを用いて解読
 (18)       同上
 (19)       同上
 (20)       同上
 (21)       同上
 (22)土器出現期の様相
 (23)狩猟と漁撈 a.河川(内水面)漁撈、b.海面漁撈
 (24)出現期土器論と渡来石器論
 (25)隆線文土器~多縄文土器文化期の文様帯論
 (26)有舌尖頭器の出現とその広がり
 (27)局部磨製石斧の様相
 (28)石鏃の様相
 (29)まとめ
 (30)テスト
評価方法
(基準等)
研究意欲・独創性など総合的に評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
土曜日ないし金曜日9時30分~16時まで考古学整理室または9315教室において出土品整理を実施しているので、石器実測をとおしてどのように作られているのか、どのように使用されているのか、モノの製作、機能、用途を考えてみませんか。
教科書・
参考書
参考文献は
白石浩之1989『旧石器時代の石槍』UP考古学選書7 東京大学出版会
白石浩之2010 「尖頭器石器群」『2旧石器時代』講座日本の考古学
近藤義郎1965「後氷期における新しい道具」『世界歴史1 先史の世界』 株式会社人文書店
参照URL
質疑応答
授業中に多くの質問をしますので、院生と教員が双方向の授業になることを願っています。
備考
質問等があれば、電話の内線番号は3247、メールアドレスはhshira@dpc.agu.ac.jpに遠慮なく連絡ください。
画像
ファイル
更新日付2018/02/16 16:47:32