サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 高度専門職業人としての臨床心理士となるための基礎訓練。 |
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到達目標 | | 本実習は、臨床心理士養成コース・公認心理師養成コースで最も重視される実習の一つであり、必修科目である。受講生は、大学附属心理臨床・教育相談室の「相談研修生」として登録することが必要である。登録するに当って、事前に社会的責任を全うする自覚の有無や将来の進路への展望などの所信表明書を提出する。担当教員全員に承認されたら、いよいよ「相談研修生」として、①ケース会議への出席と発表討議への参加をすること、②種々の来談ケースを担当すること、③スーパービジョンを受けること、④相談室での諸研究会活動に参加すること、⑤相談室の整頓やマネージメントの分担をすること等の諸実践活動を通して、心理臨床の基本的な知識や技能、倫理的態度を身につけることをする。実習の性質上、MC2修了時に認定するが、MC1から「相談研修生」になる性格上、MC1時から2年間を通して履修しなければならない。「相談研修生」は、原則として、全員が発表をわが身になって聴き、毎回小レポートを作成することを義務づけている。 |
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授業の内容・ 計画 | | 1. 心理臨床・教育相談室規程・ルールのオリエンテーション 2. 心理臨床・教育相談室の細則・申し合わせの説明 3. 心理臨床・教育相談室の物理的な位置・各室の案内ツアー 4. 心理臨床・教育相談室の相談活動種別と徴収料金の説明 5. 心理臨床・教育相談室の活動の実際‐受理面接の報告受理面接は専任カウンセラーが実施するが、 それ以外教員が行うこともある。 その後 「相談研修生」 が担当することを決める。 担当は原則としてMC2からであるが、 MC1でも個別的進展具合で夏休み前から担当することもある。 6. 心理臨床・教育相談室の継続ケースの発表 7. 心理臨床・教育相談室での中断ケース・終結ケースの発表 8. 心理臨床・教育相談室の臨床心理士のケース発表 9. 相談室リサーチ・カンファレンス (2ヶ月に1回程度) 注) 1~4は毎学期初期に実施する。 5は毎回実施する。 6~8はその都度随時取り上げている。 また相談研修生の発言機会を増やすために、 全体で行うだけでなく、 3グループに分散して、 内容討論を行うこともある。 なお当然であるが、 発表資料は討論後に回収するものとする。 |
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評価方法 (基準等) | | 主体的な授業参加態度(50%)、 その都度課すレポート課題への取組み(50%)。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 心理臨床センター研修生としての体験実習、レポートの作成。 |
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教科書・ 参考書 | | 特になし。その都度適宜紹介する。配布された資料や素材も参考にしながら、受講生各自が毎回レポートを作成し、臨床心理士として必要とされる知識や態度について授業前・授業後に考えてゆくことが、予習・復習となる。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | 授業内、オフィス・アワー、および別途設定のスーパーヴィジョン。 |
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備考 | | 本授業も含めて、臨床心理士資格試験を受験するための必須の授業があるが、それらの授業を通じて自分を見つめ、自分の適性をしっかりと見極める作業を始めていただきたい。 |
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更新日付 | | 2018/02/08 19:29:32 |