開講年度2018
科目名人格心理学研究Ⅱ 1年演習 182Y用
(全)開講学科心身科学研究科心理学専攻博士前期課程-2006
2018年度心身科学研究科心理学専攻博士前期課程
開講種別通年
対象学年1年
担当者八田 純子
単位数4
曜日・時限通年 水曜日 3時限
キャンパス


サブタイトル
臨床心理士として活動するために
科目のねらい
臨床現場とは,得た知識や技能を生かす場にとどまらない。実践活動にこそ「学び」がある。ここでは,対人支援活動に携わる専門家としての基本的態度を養うことが目指される。そのために必要な知識,思考力,社会性を養い,事例について包括的に見立てる力を身につける。また,臨床心理学的研究の意義を理解し,修士論文を作成するために必要な研究方法および技能全般についても学ぶ。
到達目標
臨床の場が,単純に獲得した知識や技能を生かすだけでなく,実践活動からさらなる学びが得られる場であることを理解する。具体的には,対人支援活動が,自ら考え,実践し,実践について振り返るという循環的な過程であることを理解し,主体的に学び実践しようとすることができる。また,修士論文作成を見据え,臨床的問題について論理的に思考する姿勢を養うと同時に,科学的な方法によって研究を遂行できる。
授業の内容・
計画
①基本的には受講者の主体的な学びを重視する。毎回発表者を決め,その発表内容について議論するなど,双方向的な学びの場とする。
②発表は,関心のある臨床心理学的テーマに関する文献や事例などであり,それについて全員で検討し,臨床心理学的支援に必要な姿勢を養い,ケースマネジメントについて学ぶ。
③修士論文作成のために必要な研究の方法論や技法などについても総合的に指導する。適宜,研究計画や進捗状況を報告する場を設け,全員で検討し,見直しを図る。


 
評価方法
(基準等)
発表およびレポートの内容(50%),授業への参加態度(50%)として評価する。
授業外の学修
(予習・復習)
発表の準備のために十分な時間をかけ(予習),発表についての議論からさらに自分なりに考察し,レポートとしてまとめる(復習)。
また,研究の内容や進捗状況に応じ,個別に課題を出すこともある。積極的にワークショップや学会へも参加することも授業外の学修となる。
教科書・
参考書
特に指定しない。必要に応じて授業時に紹介する。
参照URL
質疑応答
オフィスアワー以外の時間でも質問に応じられることがあるので,まずはメールにて連絡を。
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/02 16:24:39