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科目のねらい | | 本授業は、インドで成立した大乗仏教のテキストを講読するために不可欠となる、サンスクリットの基礎的な読解力を養成することを目的としている。テキストには、サンスクリットの読解力養成のテキストとして一般に用いられており、しかも、それ自体が「ヒンドゥー教のバイブル」とも称されている「バガヴァッド・ギーター」を使用する。そのため、本授業では、サンスクリットの読解力の養成とあわせて、「バガヴァッド・ギーター」の思想についても学ぶことになる。くわえて、「バガヴァッド・ギーター」は、大乗仏教の成立時期と同じ頃、すなわち西暦1世紀頃に成立したと推定されている。したがって、「バガヴァッド・ギーター」の思想を理解する際には、同時に、大乗仏教のそれとの共通性も視野に入るはずである。 |
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到達目標 | | 1.サンスクリットの基礎的な読解力を養成する。 2.「バガヴァッド・ギーター」の思想を学ぶ。 3.「バガヴァッド・ギーター」の思想と大乗仏教の思想の共通性を学ぶ。 |
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授業の内容・ 計画 | | 春学期、秋学期ともに、下記の内容で授業を行う。
1.本講義の目的と方針 2.「バガヴァッド・ギーター」講読 3.「バガヴァッド・ギーター」講読 4.「バガヴァッド・ギーター」講読 5.「バガヴァッド・ギーター」講読 6.「バガヴァッド・ギーター」講読 7.「バガヴァッド・ギーター」講読 8.「バガヴァッド・ギーター」講読 9.「バガヴァッド・ギーター」講読 10.「バガヴァッド・ギーター」講読 11.「バガヴァッド・ギーター」講読 12.「バガヴァッド・ギーター」講読 13.「バガヴァッド・ギーター」講読 14.「バガヴァッド・ギーター」講読 15.「バガヴァッド・ギーター」講読
原文講読の際には、文法上の語形変化を一語ずつ確認する。 各授業時間ごとに、10偈から15偈を読み進める予定である。 |
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評価方法 (基準等) | | 春学期、秋学期ともに、学期末のレポートを課す。これらのレポートによる評価(30%)と、受講態度・学習意欲等(70%)を総合して評価を行う。 |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 受講者は、それぞれの時間に講読する箇所を予習しておくことが必須である。また、授業後には復習として、それぞれの授業時間の内容を再確認すること。 |
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教科書・ 参考書 | | テキストは、コピーを配布する。 参考文献は、講義の中で指示する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | ・質問や相談等は随時受け付けます。禅研究所、または研究室(3431)まで連絡してください。 |
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備考 | | 本講義では、受講生自身の主体的な参加が不可欠である。特に、サンスクリットの読解力養成のためには十分な予習こそが重要であることを自覚していただきたい。 |
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更新日付 | | 2018/02/15 10:25:35 |