開講年度2018
科目名健康増進科学研究 1年研究指導
(全)開講学科心身科学研究科健康科学専攻博士後期課程-2010
開講種別通年
対象学年1年
担当者宇野 智子
単位数4
曜日・時限通年 ダミー(曜日区分) ダミー(時限)
キャンパス


サブタイトル
博士論文指導
科目のねらい
研究論文を作成する
到達目標
各種発表会を円滑に行えるように指導する。 定期的に研究テーマ、 研究スケジュール、 研究方法、 実習準備、 フィールドワーク、 資料収集、 研究結果の評価、 論文作成の準備、 プレゼンテーションの準備について情報交換し討論する。 また、 最新の研究論文の講読も行う。論文作成において、 研究テーマの設定、 研究スケジュールの作成、 研究の進め方、 結果の評価、 論文とプレゼンテーションの準備など全てのステップにおいて詳細な指導を行う。
 研究のスケジュールは、 1年次;研究テーマを設定、 研究倫理審査を経て研究を開始する。 2年次;研究の進行、 得られた結果を吟味し、 学会発表し、 学外の専門家のアドバイスを受ける。 3年次;研究を完成させ、 論文を作成し、 投稿し、 査読者からの意見に応じて投稿論文を修正する。 そして、 博士論文を完成させる
授業の内容・
計画
 運動や食生活などの生活習慣を改善することにより、 健康を増進することを目的とする研究を指導する。 まず、 運動の健康増進効果について、 糖尿病、 メタボリックシンドローム、 老化という臨床的に重要な課題と関連して動物実験的および臨床的な研究を指導する。 つぎに、 運動の健康増進効果について、 その機構をより掘り下げ、 その成果に基づいて最適なトレーニング法を提唱する研究を指導する。 また、 生活習慣病の内因因子としての酸化ストレスに関連した研究を指導する。 さらに、 理論ではなくそれを生かした実践として、 学校、 職場、 地域における健康教育のプログラム開発も指導する。 その中で、 「食と健康」 に関わるさまざまな課題について科学的根拠に基づく解決をはかるために、 人を対象とした実証的研究を指導する。 なお、 運動には利点だけでなく様々な弊害も指摘されている。 単なる四肢の外傷だけでなく、 脳挫傷、 頚椎損傷、 内臓破裂等の生命にかかわる事故も発生する。 そういった事故の中で、 運動時の熱中症も重要なテーマとして取り上げる。
評価方法
(基準等)
スポーツ医学分野の現状とその進展に対する動向を取り上げ、 スポーツ医学の課題の研究指導を行う。
授業外の学修
(予習・復習)
論文作成に向けて、計画的に進めてください。
教科書・
参考書
 博士論文審査においては、 重要な新知見が得られているか、 資料もしくは実験データが正確であるか、 内容が論理的であるかを重視する。 さらに、 専門領域に関して十分な知識を有するかを公開審査会においての質疑応答で評価する。
参照URL
質疑応答
宇野研究室(14637研究室)または、保健センターに質問にきてください。
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/05 17:06:09