サブタイトル | | |
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科目のねらい | | 経営の根幹を学ぶことを目的に、企業の目的、理念、企業と経営環境の関係、現代企業の特質、企業の社会的責任 (CSR) などを中心に学ぶ。広く経営について考察するときに必要となる現代の企業の特質や社会的存在としての企業についての理解を高める講義にしたいと考えている。現代の企業は、単に経済的な行動の面だけで評価される存在ではない。様々な関係者からの評価・評判を意識せねばならない存在であり、倫理性も問われる。本講義ではケースなども用いつつ、こういった社会的存在としての企業について理解を深めることを狙いとする。 講義は、担当者より配布される資料の輪読を中心に進められる。より深く学びたい者には個別で指導をしたいと考えており、扱う題材も受講生の興味や関心に即して柔軟に考えたい。 |
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到達目標 | | (1)現代企業の特質を理解する。 (2)CSR、ステークホルダー、コーポレート・ガバナンス、ソーシャルビジネス、コレクティブフィランソロピーなどのキーワードを用いて語られる現代企業の特質という観点を身につけ、受講生の研究との関連づけを行う。 (3)受講生各自が自らの企業観、自らの企業に対する価値軸を明確にし、表明できるようになる。(ケーススタディを想定) |
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授業の内容・ 計画 | | 1・2 現代の企業経営の特質 3・4 関連研究の概観 5〜14 テーマ型ディスカッション(ケースまたは理論)※3〜4回で1セット 15.春学期の総括
16〜29 テーマ型ディスカッション(ケースまたは理論)※3〜4回で1セット 30.総括
内容は初回の講義において、受講生との相談において、柔軟に変更される。 テーマ型ディスカッションのテーマとしては、企業目的の多様性、企業倫理、企業とステークホルダー、コーポレート・ガバナンス、CSR、ソーシャルビジネス、CSV、コレクティブフィランソロピーなどを想定している。 |
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評価方法 (基準等) | | |
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授業外の学修 (予習・復習) | | 基本的には教員が教材を準備して対話型の講義を行うことになるので、その教材を読み込む予習が必要となる。講義の進行に応じて、受講生の研究関心に合わせた内容を伴うので、その場合には関連資料の準備およびそれを用いた議論の準備が必要になる。多様な概念をしっかりと復習し、身につけられるよう、しっかりとした復習が必要である。 |
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教科書・ 参考書 | | テキストは指定せず、適時配布する資料に基づき講義は進められる。 参考文献として①櫻井克彦編著、『現代経営学』税務経理協会、2006年、② 松野弘、合力知工、 堀越芳昭編著、『「企業の社会的責任論」の形成と展開』、ミネルヴァ書房、2006年を指定する。 |
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参照URL | | |
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質疑応答 | | |
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備考 | | 学びの意欲、参加の意欲を持ち、遅刻をしない、無断欠席をしない、課題をしっかりこなすといった、社会的な規範を守った受講をお願いする。 |
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更新日付 | | 2018/02/10 12:32:41 |