開講年度2018
科目名労働経済学A
科目ナンバーM331-235-01
E331-235-07
開講種別春学期
対象学年3年
担当者野村 友和
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
春学期 木曜日 3時限
キャンパス名城公園
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
労働に関する意思決定と労働市場の機能
授業の概要
標準的な労働経済学を講義します。まず,労働供給,労働需要に関わる意思決定,労働市場における賃金や雇用の決定に関する基礎的な理論を解説します。そして,それらの理論が実際の労働政策の決定にどのように応用されているのかを紹介します。
授業の到達
目標
ミクロ経済学の理論を応用して,労働に関する諸問題を分析することができるようになるこが目標です。また,理論的な分析だけではなく,日本における労働市場の現状や,さまざまな労働政策の目的や効果について知ることも重要です。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス・テキスト1章を読む(60)
・労働に関する統計について調べる(60)
2消費者の効用最大化問題(効用関数,無差別曲線,予算制約)・ミクロ経済学のテキストの該当部分を復習する(120)
3労働供給の意思決定・テキスト2章を読む(90)
4労働供給曲線の導出・テキスト2章を読む(90)
5生活保護と労働供給・テキスト3章を読む(60)
・生活保護制度について調べる(60)
6家計内生産モデル・テキスト3章を読む(90)
7結婚と家族の経済学・テキスト3章を読む(30)
・配偶者控除や子ども手当について調べる(90)
8中間試験・テキスト1章~3章までを復習する
9生産者の利潤最大化問題(生産技術と費用関数)・ミクロ経済学のテキストの該当部分を復習する(120)
10短期労働需要曲線の導出・テキスト5章を読む(90)
11長期の労働需要(等量曲線と費用最小化)・テキスト5章を読む
12調整費用モデル・テキスト5章を読む(90)
13労働市場の均衡と政策(給与税,最低賃金制度)・テキスト7章を読む(90)
14技術進歩と労働市場・配付資料を読む(90)
15まとめと復習・第9~14回の内容を復習し,理解できないことや疑問があれば整理して質問できるよう準備する
    
16期末試験
評価方法・基
準(評価割合)
・中間試験(50%)
・期末試験(50%)
ただし,授業中の課題や宿題により加点を行うことがあります。
テキスト
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業開始前・終了後に質問を受け付けます。
備考
隔週で2コマずつ授業を行います。
授業日:4月12日,26日,5月10日,24日,6月7日,21日,7月5日,19日
中間試験を5月24日の3限,期末試験を7月19日の3限に行います。

積極的に勉強し,スキルアップを目指す人の受講を歓迎します。何も考えずに座っているだけでは単位は取れません。
画像
ファイル
更新日付2018/02/03 13:21:45