開講年度2018
科目名ミクロ経済学Ⅲ
科目ナンバーE231-231-03
開講種別春学期
対象学年2年
担当者岡谷 良二
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス名城公園
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
一般均衡分析とゲーム理論
授業の概要
 ミクロ経済学IIIでは一般均衡理論とゲーム理論を説明する。一般均衡理論とは、複数の財を消費する消費者と生産者の競争市場における取引を分析する理論で、大学の経済学部で学ぶ標準的な経済理論である。ゲーム理論は複数の経済主体の相互依存関係を一般的に分析する理論であり、これもまた大学の経済学部で学ぶ標準的な経済理論である。

 この授業では、1年次配当科目であるミクロ経済学IとIIの内容を用いるため、これらの内容の理解が不十分な場合は復習の必要がある。また、数式を多用するため、数学が苦手な人には不向きな科目と考えられる。

 大学院進学を目指す場合、この授業の内容の理解が必要となるので、進学を希望する場合は受講を勧める。
授業の到達
目標
・選好関係と効用関数の関係について説明できるようになること。
・消費者の最適化問題を解いて需要関数を導出できること。
・エッジワースボックスを説明できるようになること。
・ワルラス均衡を求められること。
・パレート効率性について説明できるようになること。
・厚生経済学の第一基本定理を説明できるようになること。
・ゲーム理論の基礎を理解すること
・ナッシュ均衡を求められるようになること
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1イントロダクションミクロ経済学IとIIの復習 (90分)
2選好関係授業内容の復習および宿題(60)
3顕示選好授業内容の復習および宿題(60)
4効用最大化問題と需要曲線授業内容の復習および宿題(60)
5エッジワースボックス授業内容の復習および宿題(60)
6ワルラス均衡授業内容の復習および宿題(60)
7パレート効率性授業内容の復習および宿題(60)
8独占市場授業内容の復習および宿題(60)
9ゲーム理論の基本授業内容の復習および宿題(60)
10戦略型ゲームのナッシュ均衡授業内容の復習および宿題(60)
11さまざまな戦略型ゲーム授業内容の復習および宿題(60)
12クールノー競争授業内容の復習および宿題(60)
13展開型ゲーム授業内容の復習および宿題(60)
14部分ゲーム完全均衡授業内容の復習および宿題(60)
15シュタッケルベルグ競争授業内容の復習および宿題(60)
    
16期末試験
評価方法・基
準(評価割合)
授業中の課題 50%
期末試験 50%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ミクロ経済学の力』神取道宏日本評論社3456978-4535557567
参考URL
質疑応答
授業終了後に質問時間を設ける。
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/06 14:32:40