開講年度2018
科目名応用商学Ⅱ
科目ナンバーC332-842-12
開講種別春学期
対象学年3年
担当者城 隆
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 3時限
キャンパス名城公園
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
英文ビジネスレター関するケース・スタディ
授業の概要
学生諸君はすでに商学部入学以来今日までの間、多方面にわたって、種々の専門知識を修得してきている。そこで、この応用商学では、学際的な相互の関連性のもとで事例研究を中心とした学習を行う。実際の事例に対してそれを応用してみることによって、実践的思考能力を身につけると同時に、問題解決のための各種技能の修得をはかろうとする、それがこの応用商学のねらいである。
この「応用商学Ⅱ」では、貿易取引活動で取引当事者間で交わされるビジネスレター(英文)作成の知識を習得し、実際に文書作成の実習を行う。
授業の到達
目標
国際化と言われて久しいが、われわれの普段の生活においてさえ、諸外国との関わりを抜きにして考えることはできなくなっている。21世紀の幕開けとともに起こったIT革命は、コンピュータネットワーク社会を到来させ、今日では多くの人々がその恩恵を受けている。このようなインターネットの世界には、あふれんばかりの情報が存在する。そしてインターネットの時代、それは英語のわかる人にとってとても有利な時代となっている。そんな時代に乗り遅れないためにも、この授業を履修することで、国際的なビジネスの場での共通語である英語で文書を作成することができるようになる。英文ビジネスレターを実際に作成するにあたってはパソコンを使うので、この機会にこれら機器を使いこなすことができる。また、英文の手紙を書くにあたっての慣習やルールといったものがあるので、それらを理解することができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「オリエンテーション」:授業方針を理解する。
英文入力の基礎となるタッチメソッドの意義を説明する。
【予習】シラバスをよく読み、授業内容の概要を把握する。(20)
【復習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(30)
2「英単語入力練習」:ホームポジションを確実なものにする。
タイピング・ソフトを使い、ホームポジションの意義を体得する。
【予習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(20)
【復習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(60)
3「英文入力練習」:英文入力を確実なものにする。
英文入力の際の留意点を知る。
【予習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(30)
【復習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(60)
4「英文入力練習(ロング・センテンス)」:英文入力の速さと確実さを両立させる。
1枚の用紙に体裁を整えて文章を記述する。
【予習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(30)
【復習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(60)
5「英文翻訳」:翻訳支援サイトの機能を理解する。
ネット上の翻訳支援サイトを活用して英文翻訳を行う。
【予習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(30)
【復習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(60)
6「英文ビジネスレター作成のための情報収集」:英文ビジネスレター作成のための知識を理解する。
インターネットを活用して英文ビジネスレター作成のための情報を収集する。
【予習】タイピング・ソフトを利用しタッチメソッドの修得に努める。(30)
【復習】収集した情報を整理し、今後の作成実習に備えること。(60)
7 「英文ビジネスレターの作成」:ビジネスレター作成の仕法を理解する。
英文ビジネスレターの構成要素を理解したうえで、実際に作成する。
【予習】収集した情報を整理し、作成実習に備えること。(30)
【復習】作成したビジネスレターを見直すこと。(60)
8「英文ビジネスレターの編集」:ビジネスレター作成の仕法を理解する。
特定の状況下を想定し、英文ビジネスレターを編集する。
【予習】英文ビジネスレターのスタイルを整理し、作成実習に備えること。(30)
【復習】作成したビジネスレターを見直すこと。(60)
9「英文ビジネスレターの作成」:ビジネスレター作成の仕法を理解する。
状況を設定し、ビジネスレターを仕上げる。
【予習】ビジネスレター作成のための知識を整理しておく。(30)
【復習】作成したビジネスレターを見直すこと。(60)
10「英文ビジネスレターと日本語ビジネスレター」:ビシネスレター作成の仕法を比較する。
両者を比較した上で、英文ビジネスレターを和訳する。
【予習】ビジネスレター作成のための知識を整理しておく。(30)
【復習】作成したビジネスレターを見直すこと。(60)
11「英文ビジネスレターの作成」:価格表の作成に取り組む。
筆記体による下書き原稿から価格表を作り上げる。
【予習】英文筆記体を調べておく。(30)
【復習】作成したビジネスレターを見直すこと。(60)
12「英文ビジネスレターの作成」:履歴書の意義を学ぶ。
英文履歴書作成のための情報を収集する。
【予習】履歴書の意義を調べておく。(30)
【復習】作成したビジネスレターを見直すこと。(60)
13「英文ビジネスレターの作成」:英文履歴書の意義を理解する。
英文履歴書を作成する。
【予習】英文履歴書の特徴を整理しておく。(30)
【復習】作成したビジネスレターを見直すこと。(60)
14「補習」:これまでの取り組みを振り返る。
これまで作成した英文ビジネスレターを振り返り、場合によっては作成し直す。
【予習】これまでに作成したビシネスレターを見直す。(30)
【復習】授業内容を確認する。(60)
15「まとめ」
授業の全体を振り返る。
【予習】これまでに作成したビシネスレターを見直す。(30)
【復習】課題として出されたレポートに取り組むこと。(120)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業に出席し課題等に取組むことが大事なので、授業態度を重視する(30%)。これに、毎時間の課題提出物(40%)、期末のレポート(提出必須)(30%)を加えて評価する。定期試験は行わない。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストは使用しないが、web上に資料集を公開する。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし』
参考URL
1.なし
質疑応答
研究室番号:2905
オフィスアワー:春学期 金曜日の2時限、秋学期 金曜日の4時限
備考
web上の資料集は毎時間更新するので、欠席などで取り組めなかった課題でも後日取り組んで提出することができる。なお、秋学期にも同じ教員が担当する「応用商学Ⅱ」を開講しているが、内容は同じである。
画像
ファイル
更新日付2018/02/06 11:49:01