開講年度2018
科目名マルチメディア論
科目ナンバーC231-611-43
開講種別春学期
対象学年2年
担当者笠置 剛
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 4時限
キャンパス名城公園
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
マルチメディアの基礎と応用
授業の概要
情報処理(ソフトウエアおよびハードウエア、通信など)の技術が日進月歩向上しており、マルチメディアの技術が利用され、高度な情報化社会となっている。
マルチメディア技術は、情報発信者と情報受信者との間に介在しているので、人間(利用者)の感覚および知覚を学び、コンピュータによる情報処理、周辺機器や設備,環境などマルチメディアの基礎を学びます。
本講義では、マルチメディアに関する基礎を学び、商学と関連付けて応用技術を創造する。
授業の到達
目標
CG-ARTS協会が主催するマルチメディア検定(エキスパート)合格レベルを目標とし、マルチメディアに関する基礎を習得する。
人間の知覚情報について理解し、自分の言葉で他者に説明できるレベルとし、有効的な表現方法ならびに情報伝達方法が創造できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス
マルチメディアとは
 (1) マルチメディアの特徴,    (2) マルチメディアの形態
 (3) マルチメディアへの期待
【予習】 教科書 1章1-1節
 ・ シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する(30)
 ・ 教科書を事前に調査(30)
【復習】
 ・ 社会での実態(マルチメディア技術)を調査(60)
2感性とメディア①
 (1) 感覚と知覚
 (2) 視覚
【予習】 教科書 1章1-2節
 ・ 人間の感覚器について調べる(30)
 ・ 人間の視覚について調べる(30)
【復習】
 ・ 視覚特性とマルチメディア技術の結びつけ(30)
3感性とメディア②
 (1) 聴覚
 (2) 触覚・力覚
 (3) 記憶と学習
【予習】 教科書 1章1-2節
 ・ 人間の視覚以外の感覚について調べる(30)
 ・ 記憶と学習について調べる(30)
【復習】
 ・ 視覚以外の感覚とマルチメディア技術の結びつけ(30)
4ディジタルコミュニケーション
 (1) コミュニケーションのメカニズム
 (2) コミュニケーションデザイン
 (3) プレゼンテーション
【予習】 教科書 1章1-3節
 ・ コミュニケーションについて調査して考える(30)
【復習】
 ・ 最適なプレゼンテーションについて調べる(30)
5文書
 (1) 文書処理,       (2) 文字フォント
 (3) 文字コード,       (4) 文書の構造
 (5) フォーマット,      (6) 文書作成
【予習】 教科書 2章2-1節
 ・ 文字フォントおよび文字コードについて調査(30)
【復習】
 ・ 情報送受信に最適な文字を考える(60)
6音声と音響
 (1) 標本化と量子化
 (2) 音声,          (3) 音声符号化
 (4) 音声認識,       (5) 音声合成
 (6) 音響処理
【予習】 教科書 2章2-2節
 ・ 音声や音響のマルチメディア技術を調査(30)
【復習】
 ・ A/D変換について方法と有効性について考える(60)
7画像と図形
 (1) 画像のディジタル化, (2) 色の表現
 (3) 画像の表示,      (4) 画像処理
 (5) 図形処理        (6) モデリング
 (7) レンダリング
【予習】 教科書 2章2-3節
 ・ 画像のディジタル化(A/D変換)方法を調べる(30)
 ・ 色の表現について調べる(30)
【復習】
 ・ 画像処理方法をまとめる(60)
8前半まとめ・中間試験【予習】
 ・前半で学んだ内容を確認する(120)
【復習】
 ・中間試験を思い出して重要項目を復習する(60)
9アニメーションと映像
 (1) アニメーション制作, (2) カメラワーク
 (3) 映像編集
【予習】 教科書 2章2-4節
 ・ アニメーションの種類とカメラワークについて調査(30)
【復習】
 ・ 映像情報と効果的な表現方法をまとめる(60)
10ヒューマンインタフェース
 (1) ヒューマンインタフェースとは
 (2) ユニバーサルデザイン, (3) 記号要素
 (4) GUI,            (5) マルチモーダルインタフェース
 (6) VR(バーチャルリアリティ)
【予習】 教科書 2章2-5節
 ・ ユーザビリティについて調べる(30)
 ・ ユニバーサルデザインについて調べる(30)
【復習】
 ・ ヒューマンインタフェースの現状を調べる(60)
11生活を豊かにする道具と技術①
 (1) 電話と携帯端末
 (2) 放送と通信
 (3) カーナビゲーションと交通システム
【予習】 教科書 6章6-1~3節
 ・ 該当ページを事前に調査(30)
【復習】
 ・ 該当するマルチメディア技術をまとめる(60)
12生活を豊かにする道具と技術②
 (1) エンタテインメント
 (2) プロジェクションマッピング
 (3) 情報家電
【予習】 教科書 6章6-4,6-5節
 ・ 該当ページを事前に調査(30)
【復習】
 ・ 該当するマルチメディア技術をまとめる(60)
13インターネットの応用①
 (1) ネットビジネス
【予習】 教科書7章7-3節
 ・ ネットビジネスに関連する技術を調べる(60)
【復習】
 ・ ネットビジネスの現状をまとめる(60)
14インターネットの応用②
 (1) マーケティング
【予習】 教科書7章7-4節
 ・ マーケティングに関連する技術を調べる(60)
【復習】
 ・ マーケティングの現状をまとめる(60)
15ユビキタスネット社会
後半まとめ
【予習】 教科書8章8-1節
 ・ ユビキタスネット社会について調べる(30)
 ・ これまでの学習内容の確認(60)
【復習】
 ・ 試験対策としてこれまでの学習内容の確認(120)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
期末試験:40%,中間試験30%,課題・レポート:20%,受講態度:10%で評価します。
課題およびレポートの未提出,受講態度が悪いなどによっては,受験資格を認めない場合があります。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『実践マルチメディア』CG-ARTS協会3400+税978-4-903474-44-1
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『入門マルチメディア』CG-ARTS協会2500+税978-4-903474-45-8
参考URL
質疑応答
授業前後の空き時間において質疑に応じる。それ以外については、オフィスアワーを利用すること。
備考
教科書による説明以外に、講義内容に沿った資料を別途配布する場合があります。
欠席者の学習相談については、質疑応答と同じくオフィスアワーにて受付けます。
画像
ファイル
更新日付2018/02/05 14:29:13