開講年度2018
科目名ビジネス・リサーチ
科目ナンバーC331-238-09
開講種別春学期
対象学年3年
担当者岡野 純司
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 3時限
キャンパス名城公園
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
流通・マーケティングの学習に必要な手法の基礎を学ぶ
授業の概要
流通・マーケティングコースでは、マーケット(市場)とモノ(製品・商品)との関係を学びます。この学習の際には、マーケットやモノにかかわる問題から課題を発見し、課題に関する情報を収集し、収集した情報を分析し、分析結果から課題の解決策を立案し、これらを分かりやすく発表するという一連のフローを実行する必要があります。また、これらは企業で社内外に何らかの提案を行う際にも必要となります。本授業では、小売業を素材に、一連のフローのうち、情報収集・分析・発表で用いる手法の基礎を学び、レポート・論文(基礎)や企業(応用)で活用することを目指します。なお、学習する手法は、定性的なリサーチ手法を対象とします。
授業の到達
目標
①流通・マーケティングの学習や企業の実務に必要な、情報の収集・分析・発表で用いる手法を説明することができる
②自分で設定した課題に対し、情報の収集、分析、発表を行うことがことができる
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」:授業方針の説明
○本授業の概要と今後の学習の流れを理解します
【予習】シラバスを読み本授業内容をあらかじめ把握する(30)
【復習】授業の全体について確認(30)
2「レポート・論文の構成、目的、先行研究」
○レポート・論文の執筆に必要な構成、目的、先行研究の調べ方を理解します
→実際にPCを使用して作業します
【予習】教科書の該当部分を熟読する(60)
【課題】先行研究の調査(60)
3「資料の探し方と方法」
○研究に必要な情報の探し方と作り方を理解します
→実際にPCを使用して作業します
【予習】教科書の該当部分を熟読する(60)
【課題】必要な情報の調査(60)
4「分析手法(1)」
○集めた情報を分析する手法(フレームワーク)を理解します
→ケーススタディを用い、実際にPCを使用してまとめます
【予習】教科書・資料の該当部分を熟読する(30)
【課題】分析結果の完成(60)
5「分析手法(2)」
○集めた情報を分析する手法(フレームワーク)を理解します
→ケーススタディを用い、実際にPCを使用してまとめます
【予習】教科書・資料の該当部分を熟読する(30)
【課題】分析結果の完成(60)
6「分析手法(3)」
○集めた情報を分析する手法(フレームワーク)を理解します
→ケーススタディを用い、実際にPCを使用してまとめます
【予習】教科書・資料の該当部分を熟読する(30)
【課題】分析結果の完成(60)
7「分析手法(4)」
○集めた情報を分析する手法(フレームワーク)を理解します
→ケーススタディを用い、実際にPCを使用してまとめます
【予習】教科書・資料の該当部分を熟読する(30)
【課題】分析結果の完成(60)
8「分析結果のまとめ」
○各自が作成した分析結果を全員で共有してグループごとにまとめます
【予習】今までの授業内容の総復習(30)
【課題】分析結果のまとめの完成(120)
9「分析結果の発表」
○第8回で作成した分析結果をグループごとに発表します
【予習】プレゼンテーションの練習(120)
10「情報収集・分析手法の応用(1)」
○各自で設定した小売業に関する問いについて、情報を収集し、分析します
【予習】今までの授業内容の総復習(30)
【課題】情報収集の完成(60)
11「情報収集・分析手法の応用(2)」
○各自で設定した小売業に関する問いについて、情報を収集し、分析します
【予習】今までの授業内容の総復習(30)
【課題】分析結果の完成(60)
12「分析結果のまとめ」
○第10回・11回で作成した分析結果を発表資料・レポートとしてまとめます
【予習】今までの授業内容の総復習(30)
【課題】発表資料・レポートの完成(360)
13「分析結果の発表(1)」
○12回で作成した発表資料を用いてプレゼンテーションを行い、これに対し質疑を行います
→各自パワーポイントを用いて発表します
【復習】分析結果の講評を受けての振り返り(30)
14「分析結果の発表(2)」
○12回で作成した発表資料を用いてプレゼンテーションを行い、これに対し質疑を行います
→各自パワーポイントを用いて発表します
【復習】分析結果の講評を受けての振り返り(30)
15「分析結果の発表(3)」
○12回で作成した発表資料を用いてプレゼンテーションを行い、これに対し質疑を行います
→各自パワーポイントを用いて発表します
【復習】分析結果の講評を受けての振り返り(30)
    
16レポート試験(第12回で作成したレポートについて、第13回~第15回の発表でのコメントを踏まえて修正のうえ提出)
評価方法・基
準(評価割合)
①設問への解答(個人・授業内)、②課題の提出、③分析結果の発表(グループ・第9回で発表)、④分析結果の発表(個人・第13-15回)、⑤④の分析結果のレポート(個人)の合計点
評価の配分は、①設問への解答20%、②分析結果20%、③分析結果(グループ)の発表20%、④分析結果(個人)の発表20%、⑤レポート20%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『この1冊できちんと書ける!論文・レポートの基本』石黒圭日本実業出版社14009784534049278
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『1からの流通システム』崔相鐵・岸本徹也編中央経済社
参考URL
質疑応答
研究室:アガルスタワー2916(9階)
オフィスアワー:金曜日の昼休み
教員在室中はいつでも質問可です
備考
・本授業は一方通行の講義ではなく、皆さんに課題を考えてもらい、PCを用いて資料を作成し、発表してもらうことに比重を置きます。このため、毎回の出席とPCスキル、多数の課題の提出が必要となり、かつ、グループワークもあります。この点を考慮して授業を取得してください
・毎回出席を取り、6回休むと単位を認定しません。遅刻・早退は2回で1回休みにカウントします
・授業中の私語、スマートフォン・携帯電話・ゲーム機の使用を禁止します。特に私語等、他の学生の受講の妨げとなる場合は退出させます
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ファイル
更新日付2018/02/06 18:43:38