開講年度2018
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
創薬化学特論Ⅰ
科目ナンバーA621-472-10
開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2011-2014年度入学
医療薬学科6年コース 2006-2010年度入学
部門専門  
対象学年6年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 木曜日 2時限 201
単位数1
必修・選択選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)古野 忠秀.横川 慧(薬品分析学)
山本 浩充.尾関 法子(製剤学)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
この講義は、大学独自の発展的な科目である。創薬化学は非常に幅広い領域の学問である。新規化合物である新薬と既存薬物の剤形開発により新機能を生み出す創薬もその一つである。物性と性状を物理化学的に精密に把握し、物理化学的な理論を製剤へ応用するものである。一方、生命現象を生物物理学的あるいは分析化学的に解析し、その知見を基盤に新しい創薬の構築を考えるのも一つのアプローチである。本講義では、製剤技術と生命現象の分析法に焦点を絞り、新しい創薬化学を創製する基盤技術と思考を修得する。
授業の到達目標
新しい創薬化学を創製する基盤技術の知識と思考を修得するために、製剤技術と生命現象の分析法を理解する。
準備学習(予習・復習など)
講義前に、授業の内容に関して過去の講義で学んだ内容をあらかじめ復習しておくこと。講義後には、理解できなかった点や疑問が残る点を調べ、復習すること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1創薬化学特論Ⅰについて
2細胞内情報伝達(一部英語)
タンパク質のリン酸化やセカンドメッセンジャーを介する細胞内情報伝達とその分析法を説明できる。
アドバンスト
3細胞間コミュニケーション(一部英語)
生体の細胞間相互作用とその分析法を説明できる。
アドバンスト
4マスト細胞の活性化とアレルギー(一部英語)
マスト細胞の活性化からアレルギー発症に至るしくみとその分析法を説明できる。
アドバンスト
5イメージング技術
光学顕微鏡の原理と先端的イメージング技術について説明できる。
アドバンスト
6イメージング技術の応用
イメージング技術を用いた生体機能の解析について例を挙げて説明できる。
アドバンスト
7結晶構造制御法と評価手法について説明できる。C1-(1)-③-6, C2-(4)-④-1,2, E5-(1)-①-1, アドバンスト
8薬物の放出制御Ⅰ
製剤の溶解性を改善する手法について説明できる。
E5-(1)-①-3,4,5, E5-(3)-②-1,2,3 アドバンスト
9薬物の放出制御Ⅱ
製剤からの薬物放出制御方法について説明できる。
E5-(1)-①-3,4,5, E5-(3)-②-1,2,3 アドバンスト
10製剤の機能設計・方策
患者指向性製剤の種類と設計目的、設計法について説明できる。
アドバンスト
11生理機能を利用した生体内デリバリーについて説明できる。E5-(3)-③-1,2,3, アドバンスト
12核酸医薬用の薬物担体についてその特性を説明できる。アドバンスト
13ジェネリック医薬品の品質と機能、経済効果について説明できるB-(3)-②-3, E3-(1)-①-3, E3-(1)-⑦-3, アドバンスト
授業の方法・方略
講義の受動的な聴講だけでなく、課題を能動的に取り入れ、本特論の確実な修得を目指す。一部に英語の視聴覚教材を取り入れ、英語を聞きとって、内容を理解できるように導く。
成績評価及び
フィードバック方法
講義1~6:レポート(100%)、講義7~13:レポート(100%)の平均点で評価する。
教科書
参考書
オフィスアワー
薬学部事務室、薬学部棟2階掲示板等にオフィスアワー、居室番号についての情報があるので確認してください。
参照ホーム
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更新日付2018/02/08 14:00:58