開講年度2018
科目名(◆:実務経験のある教員による
      授業科目)
細胞生物学
科目ナンバーA211-473-12
開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
(全)開講学科医療薬学科6年コース 2015年度以降入学
部門専門  
対象学年2年
開講種別春学期
曜日・時限・教室春学期 火曜日 1時限 203
単位数1
必修・選択必修
授業形態講義
担当者(所属講座)茂木 眞希雄(薬学総合教育)
使用言語
最も関連のあるディプロマポリシー
項目


授業の概要
細胞生物学は、生体を構成する分子が細胞という場でどのような働き、機能を示すかを明らかにする事で、生命活動の基本を理解しようとする学問である。よって、現代の生命科学を理解する上で、細胞生物学は必須の知識である。本講義では生命体の成り立ちを個体、器官、細胞レベルを理解するため、生命体の構造と機能調節に関する基本的知識を修得する。さらに個体発生、細胞分化・増殖、幹細胞(ESならびにiPS細胞)などの生命科学の最先端項目に関する基本的知識も修得する。
授業の到達目標
細胞生物学において学ぶべき基本事項、特に細胞の構造と機能に関する知識を修得し、理解し説明できることを目標とする。
準備学習(予習・復習など)
受講前にシラバスに記載されている到達目標について、教科書の該当箇所に目を通して予習すること。受講後は、教科書、講義資料、小テストを読み返して復習し、内容の理解に努めること。
授業計画
授業の内容SBOコード
1細胞と組織:(1)細胞の構造と機能(2)細胞骨格と細胞運動を説明できる。C6-(1)-③-1
2細胞膜の構造と機能:(1)構成する成分(2)物質、イオンの移動(3)細胞膜の機能(4)エンドサイトシースとエキソサイトーシスを列記し説明できる。C6-(1)-①-1, C6-(1)-①-2
3細胞小器官の構造と機能を列記し説明できる。C6-(1)-②-1
4細胞の分裂と死:(1)細胞周期と細胞分裂(2)生殖細胞の分裂機構を説明できる。C6-(7)-①-1, C6-(7)-①-2
5細胞死:(1)アポトーシスとネクローシス(2)がん細胞 (3)がん遺伝子とがん抑制遺伝子を説明できる。C6-(7)-②-1, C6-(7)-③-1, C6-(7)-③-2
6細胞間コミュニケーションおよび細胞内シグナル伝達を説明できる。C6-(6)-①-1, C6-(6)-②-3, C6-(6)-②-4, C6-(6)-②-5
7細胞接着分子の機能:接着構造を列記し説明できる。C6-(6)-③-1
8細胞外マトリックス分子の機能を列記し説明できる。C6-(6)-③-2
9個体発生と器官形成:受精、発生、器官形成を説明できる。C7-(1)-②-1, C7-(1)-②-2
10細胞の機能・代謝 (糖)を説明できる。C6-(5)-①-1, C6-(5)-②-1,C6-(5)-②-4,C6-(5)-②-5
11細胞の機能・代謝(脂質)を説明できる。C6-(5)-③-1, C6-(5)-③-2,C6-(5)-④-1, C6-(5)-④-2
12細胞の機能・代謝(タンパク質)を説明できる。C6-(5)-⑤-1
13細胞分化における幹細胞(ESおよびiPS細胞)と前駆細胞を説明できる.C7-(1)-②-2
授業の方法・方略
教科書、講義資料、パワーポイントなどを使用して口述講義のみならず視覚イメージ画像を多用し、理解しやすい講義を行う。講義だけでなく小テストを取り入れ、本講義にて得られた知識とこれまでに履修した基礎教養関連科目の知識が統合できるよう促し、細胞生物学を理論的に理解する素地を形成する。
成績評価及び
フィードバック方法
定期試験(80%)、小テスト(20%)
教科書
スタンダード薬学シリーズⅡ4・生物系薬学 Ⅰ.生命現象の基礎 (東京化学同人)
参考書
オフィスアワー
薬学部事務室、薬学部棟2階掲示板等にオフィスアワー、居室番号についての情報があるので確認してください。
参照ホーム
ページ
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更新日付2018/02/08 17:08:13