開講年度2018
科目名情報資源組織論
科目ナンバーL211-902-09
開講種別春学期
対象学年2年
担当者岡崎 信美
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
情報資源へのアクセスを可能とする組織化とは
授業の概要
今図書館では図書館資料を単に資料を整理するという概念で終わらせるのではなく、それぞれの図書館で提供されるサービスを考えながら資料の組織化を進め、常に現状に沿う形での利用者へ資料・情報提供ができる組織化が求められている。従来の図書資料に加え、電子資料、ネットワーク情報資源等に関する知識等基本を解説し組織化の理論と技術について、更に図書館間の情報のネットワークが進んでいることから書誌コントロール、書誌情報の提供等についても学びます。
授業の到達
目標
図書館情報資源について、類型や特質、歴史的な情報、現在の状況を捉えたうえで、図書館業務に必要な情報資源の組織化の理論と技術について基本的知識を習得し、書誌データーの活用へとつなげることができます。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1情報資源の組織化とは何か。組織化するとは何かを理解する。
2情報資源組織の概要について、資料の位置づけ、図書館機能の変遷から見る。
3書誌コントロールと標準化について解説する。
4コレクションの形成、理論を業務の面から解説する。
5情報資源組織の方法(書架分類法、目録法)について
6記述目録法とその標準化。ISBDの原則などを確認する。
7日本目録規則(NCR)の展開について
記述の原則などを解説する。
日本十進分類法(NDC)の第2次区分表覚える。
2回に分け2~3週間後にテストを実施。
8書誌階層の考え方を理解し、書誌記述の単位を明確に捉える。
9主題分析の意義と考え方を解説する。
10分類法の意義、日本十進分類法(NDC)の特徴を捉える。
11NDCの構成を理解し、補助表、相関索引などの解説を行う。
12分類表を適用するための分類規程を理解する。
13図書の内容を把握しそれに適した分類を決定し図書記号を与えていく一連の作業を確認する
14情報通信技術と情報資源組織について解説する
15多様な情報資源の組織化についても触れた後
情報資源組織全般の理解度を確認するためのテストを実施。
    
評価方法・基
準(評価割合)
小テスト40% 総括テスト60%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストは配布します』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『参考資料も配布します』
参考URL
質疑応答
各単元ごとに確認を行い質疑に応じていきます。
備考
授業参加度は重視します。講義期間内に小テスト実施します。
画像
ファイル
更新日付2018/01/31 23:41:45