開講年度2018
科目名公民科教育法Ⅰ
科目ナンバーL321-274-17
開講種別春学期
対象学年3年
担当者近藤 雅
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
中学校社会科「公民的分野」・高等学校「公民科」における学習内容の要点と解説法
授業の概要
広い視野に立って現代の社会について主体的に考察させ、理解を深めるとともに、人間としてのあり方生き方についての自覚を育て、平和で民主的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養うことを目的とする学びを進めていく。
授業の到達
目標
政治・経済分野においては,民主主義の本質に関する理解を深めさせ、現代における政治・経済・外交などについて客観的に理解させるとともに、それらに関する諸問題について主体的に考察させ、公正な判断力を養い、良識ある公民として必要とされる能力や態度を育てる。 倫理分野では,ギリシア哲学から古代インド,中国の思想を学び,そうした宗教・学問が日本の文化にどのような影響を及ぼしたのかを検証する。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「オリエンテーション」「西洋源流思想①」
○教科『公民』の目標について理解します
○ギリシア哲学(ソクラテス・プラトン・アリストテレス)からヘレニズム思想について理解します
【予習】シラバスを読み、本授業内容を予め把握する(30)
【復習】講義内容を確認して,配布課題を参考にして次回の小テストに備える(30)
2「西洋源流思想について②」
○ユダヤ教・キリスト教・イスラム教について理解します
○各宗教の講義法について学びます
【予習】各宗教の成立過程についてまとめる(45)
【復習】講義内容の整理をして,配布課題に基づいて次回の小テストに備える(30)
3「東洋源流思想について①」
○古代インド思想(バラモン教・仏教)について理解します
○各宗教の講義法について学びます
【予習】バラモン教と仏教の成立過程をまとめる(30)
【課題】講義内容の整理をするとともに,次回の小テストに備える(30)
4「東洋源流思想について②」
○古代中国思想(諸子百家・儒教)について理解します
○中国古代王朝の変遷と諸子百家の関連についての講義法を学びます
【予習】儒教の成立についてまとめる(30)
【復習】講義内容を整理するとともに,配布された課題により次回の小テストに備える(20)
5「古代日本の思想について」
○古代日本の宗教として成立・発展した神道と仏教について理解します
○各宗教についての講義法を学びます
【予習】日本の神道と仏教の関連についてまとめる(30)
【復習】講義内容のまとめをし,次回の小テストに備える(30)
6「日本の近世から近代の思想について」
○儒学や国学から近代における諸思想について理解します
○各思想と政権の関係について講義法を研究します
【予習】朱子学と徳川政権の関係についてまとめる(30)
【復習】講義内容の復習をおこなって,次回の小テストに備える(30)
7「近代立憲主義の成立とその原理について」
○市民革命と立憲主義の関連に留意しながら,その内容について理解します
○各革命の特徴についての講義法を学びます
【予習】市民革命の意味についてまとめる(30)
【復習】講義内容の復習をおこない,次回の小テストに備える(40)
8「帝国憲法と日本国憲法の比較について」
○ふたつの憲法の成立過程と特徴を比較しながら理解する
○両憲法の講義法について学びます
【予習】日本国憲法の意義についてまとめる(30)
【復習】講義内容を整理し,次回の小テストにむけての学習をする(30)
9「平和主義と基本的人権について」
○日本国憲法の本質について理解します
○憲法第9条の講義法について学びます
【予習】憲法9条についての解釈をまとめる(30)
【復習】講義内容をまとめ,課題を使って次回の小テストに備える(30)
10「国会と内閣の関係について」
○議院内閣制の意味について理解します
○イギリスの議会政治との関連や日本の政治システムについて学びます
【予習】議院内閣制について学習する(40)
【復習】講義内容についての復習をし,配布課題に基づいて小テスト対策をする(30)
11「政党と政党政治について」
○日本の政党政治の歴史と意義について理解します
○政党に関する問題点について学びます
【予習】日本の政党の存在意義についてまとめる(30)
【復習】政党政治の諸問題について考えをまとめ,課題を使って小テストの準備をする(30)
12「国際社会の発展と国際平和機構について」
○戦争と国際平和についての関連性を理解します
○国際連盟と国際連合の差異について学びます
【予習】国際連盟と国際連合を比較する(30)
【復習】講義内容についてのまとめをし,課題を用いて次回の小テストに備える(30)
13「現代経済の仕組みについて」
○資本主義経済の構造と問題点について理解します
○資本主義についての講義法を学びます
【予習】資本主義経済の特質をまとめる(30)
【復習】資本主義についての学習内容を整理し,次回の小テストに備える(30)
14「財政と金融について」
○財政の意味や需要・供給曲線について理解します
○価格の決まる仕組みや政府の政策について学びます
【予習】価格が決まる仕組みについてまとめる(30)
【復習】財政の意義について復習し,課題をもとに次回の小テストに備える(30)
15「日本経済の発展と諸問題について」
○戦後日本経済の動向について理解します
○現代の諸問題について解決法を探ります
【予習】戦後経済の復興経過についてまとめる(30)
【復習】現代の経済的問題について整理し,考査の準備をする(30)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験:100点満点、小テスト14回の合計点で評価
評価配分は、定期試験50%、課題・小テストの評価を得点率に換算して50%
テキスト
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
就職支援センターにて随時対応します
備考
座席指定あり
授業中のスマホ・携帯電話の使用は禁止
2/3以上の出席が必要
画像
ファイル
更新日付2018/02/05 19:01:37