開講年度2018
科目名教育課程論
科目ナンバーL211-271-30
開講種別春学期
対象学年2年
担当者山口 拓史
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
「教育課程」を見極める
授業の概要
 「教育課程」という言葉は、たとえば市販の国語辞典によると「教育内容を順序に従って系統立てて配列したもの。カリキュラム。」などとされています。
 この説明は決して誤りではありません。ただし、教職をめざすみなさんにとって、この程度の説明はほとんど意味をなしません。
 この授業では、下記テキストを使用しながら、教育課程をさまざまな角度から見つめることを通じて、その理解を広げ、深めていくことをめざします。
 さあ、教職をめざす者として、「教育課程」というものをしっかりと見極めてください。
授業の到達
目標
 この授業において、受講生に期待されることは次のようなことです。
(1) 各回の授業には、テキスト内容の予習(当日の授業範囲を一読以上)を行って積極的に参加できる。
(2) 各回の授業テーマに関するキーワードを摘出して、その内容を適切に説明できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス:この授業の概要とねらいについて<予習>特に必要ないが、絶対に遅刻しないように!
<復習>この授業のねらいについて確認しておく(30~)
2今なぜ「教育課程」なのか:テキスト序章を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
3近代日本の教育課程の歩み:テキスト第1章を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
4現代日本の教育課程の歩み①:テキスト第2章(前半)を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
5現代日本の教育課程の歩み②:テキスト第2章(後半)を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
6レビューアワー①:テキスト第1〜2章の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
7教育課程開発の新しい動き:テキスト第3章を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
8教育課程の思想と構造:テキスト第4章を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
9教育課程をどう編成するか:テキスト第5章を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
10カリキュラム・マネジメント:テキスト第6章を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
11レビューアワー②:テキスト第3〜6章の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
12社会における教育課程:テキスト第7章を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
13今日的課題への挑戦:テキスト第8章を理解する<予習>テキスト範囲を少なくとも一読しておく(60~)
<復習>学習内容や感想文用紙を確認・整理する(30~)
14レビューアワー③:テキスト第7〜8章の理解を深める<予習>自身の理解不足部分を確認しておく(30~)
<復習>当該範囲の理解度を再確認しておく(30~)
15まとめ:この授業での自分の変化を確認する<予習>「2つの期待」を振り返っておく(30~)
<復習>定期試験に向けた振り返り(30~)
    
16定期試験(筆記試験)
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(60%)および平常点(40%)で評価を行います。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新しい時代の教育課程〔第4版〕』田中耕治ほか有斐閣アルマ2000+税978-4641124318
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ハンディ教育六法 2018年版』浪本勝年ほか編北樹出版2100+税教職志望者には最新の教育法規に対する理解が欠かせません。
2.『テキスト内掲載文献のほか、必要に応じて授業内で案内します。』
参考URL
質疑応答
原則として、授業時間内あるいはオフィスアワーにおいて随時対応します。
備考
※上記の各回授業は変更する場合があります。
【重要】
(1) 教職をめざす者としてあるべき姿勢で授業に参加すること強くを求めます。
(2) 授業には必ず学生証を携行してください(忘れた場合は欠席扱いとなります)。
(3) 遅刻者にはペナルティを課します。
(4) 授業中は指示された場合以外の携帯電話等の使用を禁じます。
(5) あわせて教育学Ⅰ(山口拓史担当)も受講するとよいかもしれません。
画像
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更新日付2018/02/19 12:34:47