開講年度2018
科目名教職論Ⅰ
科目ナンバーL111-271-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者片山 信吾
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
教師になりたい人のために
授業の概要
教師を目指し教職課程を履修しようとする学生にとって、導入の授業になる。教師という職業へのイメージを豊かにしていき、また、これから教職課程で勉強し、教員採用試験を受験していくにあたっての心構えについても触れていく。
授業の到達
目標
教職への志望動機を再確認でき、その意欲を高く持てる。教職に関する基礎的な知識を理解し、教師をめぐる状況を認識できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション授業概要、テキスト、評価方法等について説明する。
授業後に、テキストを一通り目を通しておくこと。
2印象に残る恩師これまで学校で出会ってきた恩師を思い起こし、理想の教師像を模索してみる。
授業前に高校までで思い出深い恩師のことを何人かメモしておくこと。
3理想の教師像自分にとっての理想の教師像のモデル化を試み、教職の意義と教師の役割について考察する。
授業後に、現時点での「理想の教師像」をノートにまとめること。
4教師の資質とは理想の教師像のモデル化を経て、教師に必要とされる資質が、専門的な知識、技術と人間性にわたることを理解する。
授業後に、中教審答申を読んで資質へのさらなる理解を深めること。
5資質を自己評価する教師をめざす自分がどの程度の資質を備えているのか、自己評価する。
授業後に、自己評価をふまえ、学生生活において自分が何をなすべきかを考えること。
6教職の専門職論専門職論の観点から、教師の仕事の特徴を把握する。
授業後に、講義内容をよく理解しておくこと。
7教師の職務内容教師の職務内容が、教科指導のほか、道徳、特別活動、生徒指導、進路指導、学級経営など多岐にわたることを知る。
授業後に、講義内容を踏まえて教職の全体イメージが持てているかどうか確認すること。
8教師の地位、身分、勤務条件教師の地位、身分、勤務条件等について、教育法規に照らしながら理解する。
授業後に、講義内容をよく理解しておくこと。
9教師の服務地方公務員法、教育公務員特例法の服務規定をもとに、教職の職責の重さを自覚する。
授業前に、教員の不祥事についてのニュース記事を探し、読んでおくこと。
10教師の職能発達と研修教師が職能発達をとげていく存在であることを理解し、研修の意義と学び続けることの必要性を自覚する。
授業後に、各教育委員会の現職研修のページを閲覧しておくこと。
11教員養成の歴史戦前から現在に至る教員養成の歴史を概観し、教師をめざす学生に求められる能力や態度を考察する。
授業前に、師範学校について図書等で調べておくこと。
12教員免許状教員免許状のしくみを知り、免許状主義の意義を知るとともに、自分が取得すべき免許状の種類を確認する。
授業後に、講義内容をよく理解しておくこと。
13教職への道のしくみ現役合格による採用の他、臨時的任用や社会人経験等を経た採用など、教職への道を具体例やデータをもとに認識する。
授業後に、教員採用に至る道のりについて明確なイメージが持てるよう確認しておくこと。
14教員採用への準備教員採用に向けてどのような準備が必要かを知り、教員志望学生としての学生生活の心構えを持つ。
授業後に、各教育委員会の教員採用試験要項や教員採用試験の問題をみておくこと。
15授業のまとめ授業内容全体を振り返り、用語、重要事項を理解し、論理的に自分なりの意見を持てたかどうか、確認する。
授業後に、試験に向けて講義内容をよく復習すること。
    
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験100%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教育実践と教職員-教職理論の課題-』榊達雄他大学教育出版1800円+税978-4-86429-288-7
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業開始前、終了後に教室にて
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/06 12:14:14