開講年度2018
科目名情報法/情報と法
科目ナンバーG231-217-01
W231-217-01
開講種別春学期
対象学年2年
担当者湯淺 墾道
花田 経子
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
情報通信、インターネット、ITと法律との関係について講義する。
授業の概要
この科目は、情報管理・提供サービスの電子化・ネットワーク化が急速に進むなか、電子化された情報(電子情報)をインターネット経由で提供・利用することに伴う様々な法的問題を理解することを目的とする講義である。とくに、通信と放送の融合、プロバイダの責任、個人情報の保護、違法情報や有害情報の規制、情報財取引、著作権の保護などをめぐる法的問題について、具体的に考察する。
インフラやセキュリティ、個人情報の保護、違法情報等の規制、情報財取引、著作権保護などをめぐる法的問題について、裁判例などを通して具体的に考察することが、この科目のねらいでする。
原則として講義形式で実施するが、参考となるビデオ等を視聴することもある。
授業の到達
目標
・情報に関係して、どのような法律があるのかを理解すること。
・主要な法律の内容を理解すること。
・インターネット上で発生する事件が、法律とどのようにかかわるのか、判断できるようにすること。
・インターネット上の情報を利活用するのに必要な法的な知識、リテラシーを身につけること。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1情報法制の基礎六法に目を通し、読み方に慣れておく。(240)
2情報化社会前回の内容についての復習と、身近な情報化社会の進展の例を調べる。(240)
3知的財産権(1)著作権、実用新案、特許、意匠、商標等に関する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
4知的財産権(2)著作権、実用新案、特許、意匠、商標等に関する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
5通信の自由と通信ネットワークの規制電気通信事業法、放送法等の法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
6通信と放送の融合電気通信事業法、放送法等の法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
7電子商取引と電子署名民法その他の関連する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
8プライバシーと個人情報保護(1)憲法、個人情報の保護に関する法律、マイナンバー法等の関連する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
9プライバシーと個人情報保護(2)憲法、個人情報の保護に関する法律、マイナンバー法等の関連する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
10プライバシーと個人情報保護(3)憲法、個人情報の保護に関する法律、マイナンバー法等の関連する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
11違法・有害情報の規制(1)刑法、児童ポルノ禁止法等の関連する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
12違法・有害情報の規制(2)刑法、児童ポルノ禁止法等の関連する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
13情報セキュリティと法サイバーセキュリティ基本法、不正アクセス禁止法等の関連する法律の条文を読み、内容を理解する。(240)
14IoT、ロボットと法講義において紹介するIoT、ロボット等に関する資料を読み、内容を理解する。(240)
15今後の展望講義において紹介する情報化社会の将来に関する資料を読み、内容を理解する。(240)
    
16定期試験定期試験により到達目標に達しているかどうかを評価する。
評価方法・基
準(評価割合)
授業の到達目標に達しているかどうかを、定期試験により評価する。
割合は、定期試験が100パーセントで評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『六法(「デイリー六法」などの小型のもの)を持参することが望ましい』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『AIがつなげる社会』 福田 雅樹 編著・ 林 秀弥 編著・ 成原 慧 編著弘文堂本体3,000円+税978-4-335-35712-1
参考URL
1.Harumichi Yuasa 's Page担当者(湯淺)のウェブサイト
2.Kyoko HANADA (花田 経子)担当者(花田)のTwitter
質疑応答
担当者は湯淺、花田ともに非常勤なので、オフィスアワーは設けない。
質問がある場合は、講義の前後に受け付ける。 なるべく講義中に質問すること(そのほうが他の受講生にも参考になるため)。
備考
本講義は、湯淺(情報セキュリティ大学院大学教授)および花田(岡崎女子大学専任講師)が共同で担当する。
画像
ファイル
更新日付2018/02/08 14:35:51