開講年度2018
科目名基礎演習Ⅰ
科目ナンバーJ132-841-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者佐藤 啓子
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
法学の第一歩を歩む
授業の概要
 大学生活の基本となる読む・書く・聞く・話すを身に着けつつ、法律学の基礎を学ぶことがねらいです。
 レポート・テストなどの課題が出されたとき、教員は「当然知っているもの」として説明しない場面が出てきます(その授業を受講しているのが一年生だけとは限らないため)。そのような場面に直面した時に学生がどのように行動することを教員は期待しているか、を知り、少なくとも法学部の授業でそれを実行するためのスキルを身につけましょう。
 知識として「これをすればいい」と知っていることと、実践していることは大違いです。習ったことを実際に行いましょう。
授業の到達
目標
① 大学生活の基本となる読む・書く・聞く・話す能力の涵養、要するに、大学生活をしていて「まごまご」しなくてすむ技術の習得。法学部生として、あるいは学生として、大学という場所での考え方やふるまい方を知ること。
② 課題に取り組むにあたっての段取りの習得
③ 新入生にふさわしいレベルの法律学の基礎知識の獲得。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1この科目の説明・受講上の注意
自己紹介、他己紹介(聞く、話す)
教科書の購入
宿題:第4回までに図書館のガイダンス(モーニングアワー)に参加すること(30分)
2大講義のノートの取り方(聞く、書く)予習:教科書156-163頁と法学ガイドブック3頁を読んでくること。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
3法学ガイドブック1(読む)
ゼミ発表のアンケート(テーマ、グループ分け)
予習:法学ガイドブック4-24頁を読んでくること。難しい言葉の確認。難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
復習:法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
4法学ガイドブック2(読む)…第3回の続き予習:前回の続きの部分の見直し(15分)
宿題:法学ガイドブック4-9頁を参照しつつ、授業中配布する『有斐閣六法の使い方・読み方』を熟読してくる(120分)
5ゼミとは何か(話す、聞く)予習:教科書9-11、163-171頁を読んでくること。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
ディベートのテーマについて調べる(30分)
6ディベート体験1(聞く、書く、話す)予習:ディベートのテーマについて、紙媒体で調べてくる(ネット不可)(90分)
7ディベート体験2(聞く、書く、話す)ディベートのテーマについて、紙媒体で調べ(ネット不可)、自分の意見と、自分と反対の意見を、どちらも言えるようにしてくる(60分)
8ゼミ発表1(チームA)(話す、書く、聞く)発表者の予習:ゼミ発表の準備(450分)
発表者以外の予習:テーマについて調べ、質問を考えてくる(15分)
発表者以外の復習:発表についてのレポートをまとめる(45分)
9ゼミ発表2(チームB)(話す、書く、聞く)第8回と同じ
10ゼミ発表3(チームC)(話す、書く、聞く)第8回と同じ
宿題:第12回のための模擬答案を書く。民事法入門の教科書で、問題の該当部分を自分で探し、自分なりの「初めての答案」を書いてみよう。(120分)
11ゼミ発表4(チームD)(話す、書く、聞く)第8回と同じ
宿題:第13回のための模擬答案を書く。民事法入門の教科書で、問題の該当部分を自分で探し、自分なりの「初めての答案」を書いてみよう。(120分)
12一行問題への対処(書く)復習兼宿題:授業で指摘されたことを修正しつつ、よりよく書くにはどうしたらいいか考えながら、再度模擬答案を書いてみよう。(90分)
13事例問題への対処(書く)復習兼宿題:授業で指摘されたことを修正しつつ、よりよく書くにはどうしたらいいか考えながら、再度模擬答案を書いてみよう。(90分)
14一行問題の答案をブラッシュアップするには(書く)復習兼宿題:授業で指摘されたことを修正しつつ、よりよく書くにはどうしたらいいか考えながら、再度模擬答案を書いてみよう。(90分)
15事例問題の答案をブラッシュアップするには(書く)
全体のまとめ、講評、質疑応答
予習:4か月で学んだことを振り返り(45分)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業時の発言(5割)、宿題(5割)を総合して決めます。
本来、演習というものは学生主体で行われるものなので、積極的な参加を期待します。
また、提出された宿題が次回の授業の題材になることもあります。宿題をしないと減点されてしまいます。
出席は当然の前提です。欠席は評価に響きます。もし休まざるをはないときにはメールで連絡をしましよう。初回に連絡なしに来なかった者には単位を認めません。公欠は2回まで考慮します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『法学部入門』吉永一行ほか法律文化社2100円+税978-4-589-03667-4321/0629
2.『法学ガイドブック』初回授業で配布
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『新入生のための法学部必勝学習法』武居一正法律文化社1000円+税978-4-589-03759-7320.7/0239
参考URL
1.なし
質疑応答
オフィスアワー時に、研究室で受け付けます。
Eメールも可能です。(sato@dpc.agu.ac.jp 携帯電話からの場合には、インターネットからのメールを受信する設定にしてからメールすること)
備考
(1) 受講生にかかわる情報
この科目は大学生活入門も兼ねているので、積極的に参加してください。
(2) 受講のルールに関する情報
・開始のチャイムまでに着席すること。遅刻は欠席扱いです。また、担当教員に無断で退室をした場合も同様とします。
・六法と教科書を必ず携帯すること。(不要な場合は予告します)
・授業中は私語はしないでください。また、授業中はスマホ等の操作をしないでください。違反したら平常点を減点します。スマホで条文を検索するのも減点対象です。
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更新日付2018/02/12 10:16:44