開講年度2018
科目名特殊講義Ⅴ租税法A(基礎)/特殊講義Ⅰ租税法A(基礎)
科目ナンバーJ331-212-09
W331-212-07
開講種別春学期
対象学年3年
担当者水野 惠子
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
租税法の基本的な理論と身近な問題
授業の概要
 本講義は、租税法の視点から、租税(税)についての基礎知識の定着をはかり、課税のあり方を考える姿勢を身につけることを目的とする。そのためには、社会に出れば深く関わることになる租税について、身近な問題や裁判例を素材に、分かりやすく解説することを心がける。時には、身近な課税問題を履修者全員で意見交換し、議論する。
将来、税理士などを志望する学生やわが国の租税のあり方に関心を持つ学生の履修を望む。
授業の到達
目標
 
  学生が、実社会で深くかかわる税について考えるための、基礎知識を養う。
 さらに、わが国の税のあり方に関心を持ち、身近な税の問題を考える姿勢を身に付けることを
 目標とする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス、租税の意義           
 租税の目的と機能
 租税の性質 
    
 税に関する新聞記事や雑誌等をよく読み、税についてどのような問題があるかを把握し、授業で習った知識をもとに、自身で考える習慣を身に付ける(30)
2租税法の基本原則
 租税法律主義 
   
            
同上
3租税公平主義
租税法の基本原則の復習
同上
4租税法と私法
節税と脱税、租税回避と仮装行為
同上
5所得の分類と所得税の基本的仕組み
各種の所得(1)利子所得、配当所得、
          不動産所得
同上
6各種の所得(2)給与所得、給与所得控除額
         
同上
7所得区分の諸問題
事業所得と給与所得の区分と判断基準
同上
8譲渡所得の諸問題
 
所得の年度帰属
同上
9必要経費
 必要経費の意義
 必要経費の原則
 必要経費の別段の定め
 
同上
10損益通算と損失の繰越し
 損益通算とは
 損益通算制度の趣旨
損失の繰越し
同上
11所得控除と税額控除
 所得控除の種類
 各所得控除の趣旨
同上
12所得の帰属と家族の課税単位
 実質所得者課税の原則
 課税単位の種類
同上
13法人税とは、法人税の納税義務者
 法人税の意義
 法人税の基本的な納税義務者と法人の形態
同上
14消費税とは、消費税の仕組み
 消費税の意義
 消費税の基本的な仕組み
同上
15総復習とまとめ同上
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
  授業への参加の姿勢(10%)、定期テスト(90%)で総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストブック租税法』水野忠恒中央経済社3000円978-4-502-18361-4
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『講義時に適宜指示します』
参考URL
質疑応答
 火曜日3限授業終了後に教室、あるいは、
 火曜日、水曜日の12時50分から13時20分の
 時間帯に、研究室(7号館607室)で対応します。
備考
画像
ファイル
更新日付2018/02/19 16:36:06