開講年度2018
科目名消費者と法
科目ナンバーW331-217-07
開講種別春学期
対象学年3年
担当者佐藤 啓子
単位数2
曜日・時限春学期 火曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
現代社会を生き抜くための消費者法
授業の概要
消費者トラブルは、若者からお年を召した世代まで、幅広く生じています。事象を観察してわかるのは、いわゆる「悪徳業者」はあらゆる世代をターゲットにしているということと、消費者トラブルを引き起こすのは悪徳業者だけではないということです。クーリング・オフという言葉を聞いたこともあるかもしれません。
この授業では消費者トラブルへの個別的な対処法やそれにまつわる法律も出てきますが、そもそもなぜそのような問題が生じるのかという構造、自衛のための組織化つまり消費者団体の役割、そして行政の対応についてもあわせて学びます。
授業の到達
目標
以下の4点を理解し説明できることを目標とします。
① 基本的な消費者問題発生の構造
② 欠陥被害の発生構造とそれへの対処
③ いわゆる悪徳商法などの発生構造とそれへの対処
④ 消費者問題への社会(消費者団体・行政・企業など)の取組み
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1この科目の説明・受講上の注意
そもそも消費者とは何者なのかについて(教科書2-9頁)
教科書の購入、難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
2消費者と消費者法について(教科書14-26頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
3競争について(教科書10-13頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
4食の安全について(教科書76-80頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
小テストの準備(120分)
5小テスト
製品の安全について(教科書70-75頁)
難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
6消費者にとっての契約について(教科書28-33頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
7契約弱者と法的保護について(教科書34-39頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
8消費者契約法とクーリング・オフについて(教科書40-47頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
9役務契約に特有の消費者問題について(教科書48-51頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
小テストの準備(120分)
10小テスト
IT社会とネット通販について(教科書52-55頁)
難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
11マルチ商法とネズミ講について(教科書56-61頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
12クレジットについて(教科書62-67頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
13最近の消費者トラブルについて授業で配布したプリントの難しい言葉(日本語として)の確認。難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
14消費者団体について(教科書81-85頁)難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
小テストの準備(120分)
15小テスト
消費者行政について(教科書86-91頁)
難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな箇所の事前チェック。(60分)
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)
定期試験の準備(660分)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
小テスト30%、期末テスト70%で判断します。
課題に真摯にとりくまない場合、私語をやめない場合など、出席態度に問題がある場合には評価に反映させます。
出席は当然の前提です。公欠は2回まで考慮します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『18歳から考える消費者と法[第2版]』坂東俊矢ほか法律文化社2200円+税978-4-589-03612-4365/0218/
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『くらしの豆知識 2018年版』国民生活センター国民生活センター476円+税978-4-906-05191-5
参考URL
1.消費者庁
2.国民生活センター
質疑応答
授業の前後に教室で受け付けます。
また、オフィスアワー内で、研究室にて受け付けます。
オフィスアワー以外ではアポを取った方がよいでしょう。Eメールでのアポ取りも可能です。(sato@dpc.agu.ac.jp)
備考
(1) 受講生にかかわる情報
・民事法入門、民法Ⅰ(総則)、損害賠償と法、民法Ⅲ(財産取引と法)を履修済みである方が理解しやすいでしょう。
(2) 受講のルールに関する情報
・開始のチャイムまでに着席しておくこと。遅刻は欠席扱いとします。また、担当教員に無断で退室をした場合も同様とします。
・授業中の私語は禁止します。また、授業中のスマホ等の操作は禁止します。違反した者は平常点を減点します。
・初回からきっちり講義をします。第1回授業前に教科書類を購入し、六法とともに持参すること。
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更新日付2018/02/12 09:23:03