開講年度2018
科目名民法Ⅰ(総則)
科目ナンバーJ231-216-05
開講種別春学期
対象学年2年
担当者前田 太朗
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 4時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
民法の基本事項・共通事項を学ぶ
授業の概要
本講義の対象範囲は、民法総則と呼ばれる学問領域のうち、法律行為および時効となる。とくに法律行為は、契約締結過程の問題と重なることから、消費者契約および契約総則の部分も関連する限り取扱う。2020年4月から新しい民法が施行されることから、講義は新法をベースにおこなう。
授業の到達
目標
民法だけに限られることではないが、講義全体を通して、単に必要な学説及び判例等の知識の定着だけでなく、獲得した知識を、具体的な事例とりわけ新しい問題に対して、どのように用いていくのかという応用力をつけることを目標とする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1はじめに初回講義の対象範囲(講義ノート第1章)を、講義ノート等を用いて確認する(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題(講義ノート第2章)を、講義ノート等を用いて考える(90分)
2法律行為と意思表示講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第2章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲(講義ノート第3章及び第4章)を対象とする予習問題を、講義ノート等を用いて考える(90分)
3意思の欠缺(不存在):心裡留保、通謀虚偽表示(1)講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第3章及び第4章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲(講義ノート第4章)を対象とする予習問題を、講義ノート等を用いて考える(90分)
4意思の欠缺(不存在):通謀虚偽表示(2)講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第4章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題を、講義ノート(講義ノート第5章)等を用いて考える(90分)
5意思の欠缺(不存在):錯誤講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第5章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲(講義ノート第6章)を対象とする予習問題を、講義ノート等を用いて考える(90分)
6瑕疵ある意思表示:詐欺・強迫講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第6章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲(講義ノート第7章)を対象とする予習問題を、講義ノート等を用いて考える(90分)
7法律行為の内容に関する無効原因講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第7章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題を、講義ノート((講義ノート第8章))等を用いて考える(90分)
8無効・取消講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第8章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題を、講義ノート(講義ノート第9章)を用いて考える(90分)
9中間テスト中間テストに備えて講義ノート第1章から第8章までを復習する(180分)
10代理・総論講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第9章)等用いて考える。(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題を、講義ノート(講義ノート第9章)等を用いて考える(90分)
11代理各論(1)表見代理講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第9章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題を、講義ノート(講義ノート第9章)等を用いて考える(90分)
12代理各論(2)無権代理と相続等講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第9章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題を、講義ノート(講義ノート第10章)を用いて考える(90分)
13時効・総論講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第10章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題を、講義ノート(講義ノート第10章)を用いて考える(90分)
14時効・各論 消滅時効・取得時効講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第10章)等を用いて考える。(90分)
次回講義の範囲を対象とする予習問題を、講義ノート(講義ノート第10章)を用いて考える(90分)
15まとめ講義時に示された復習問題を講義ノート(講義ノート第10章)等を用いて確認する。(180分)
    
16学期末テスト期末テストのための準備(180分)
評価方法・基
準(評価割合)
中間テスト10%+定期試験90%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『講義ノートを使用する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『民法総論 (民法講義1)』藤岡康宏信山社4,5364797211717
2.『民法判例百選1 総則・物権 第7版 (別冊ジュリストNo.223)』潮見佳男=道垣内弘人[編集]有斐閣2,268 4641115230
3.『民法総則 NBS』原田昌和=寺川永=吉永 一行日本評論社1,9444535806799
4.『民法1総則 判例30!』原田 昌和=秋山 靖浩=山口 敬介有斐閣1728464113782X
参考URL
質疑応答
講義終了時はもちろん、オフィスアワーやメールで個別に受け付ける。
備考
・六法は必携(改正案をベースに講義することから、改正案の掲載されている六法である必要がある)
・昨年度の単位取得率は「6割程度」である。シラバスに示されるとおり予習・復習を行っていれば、単位取得はそれほど難しいものとは考えていない。
・講義ノートをWebcampusを通じて配布する。講義履修にあたってはこの点に留意すべし。
・2020年から施行される新法をベースに講義を行う。
画像
ファイル
更新日付2018/02/07 13:39:48