開講年度2018
科目名民事法入門
科目ナンバーJ131-216-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者前田 太朗
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
民法の基礎を学ぶ。
授業の概要
 われわれは、生涯を通じて民法にかかわっている。物の売り買いや貸し借り、交通事故の際の治療費などの請求、不動産をめぐるトラブル、結婚や離婚、相続、これらはみな、基本的には、民法にかかわる問題である。
 この講義では、まず、民法を学ぶ上での基礎的な知識を習得したうえで、民法の基本原理を中心に民法(財産法)の仕組みや考え方を学ぶ。次いで、民法第一編総則の第一章通則から第四章物まで(たとえば、権利濫用、未成年者の民法上の扱い、後見制度等)について学修する。(条文は、順不同で登場する)
授業の到達
目標
 授業範囲にあたる部分の基礎知識を得、ある程度の説明ができるようになることを目標とする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1この科目の説明・受講上の注意。
法律の種類(公法・私法など)、民法の沿革、民法の構造、民法の解釈、法の存在形式(第3回までに分けて、教科書1-16頁を学習する。)。
法源や慣習についてなど、プリントにしかない部分に注意すること。
毎回の範囲は担当教員の指示による。
準備として教科書の購入、予習として最初の数ページの漢字などの確認(60分)。
学習した事項の復習(60分)。
2第1回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
3第1・2回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
小テストのための準備(120分)。
4第3回までの部分の小テストとその解説。
民法三大原則とその修正、民法1・2条(第6回までの3回に分けて、207-219頁、52-53頁、55頁を学習する)。
毎回の範囲は担当の教員の指示による。
難しい日本語の確認、難しそうな所の事前チェック(60分)。
字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
5第4回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
6第4・5回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
7「現実社会における民法の役割について」外部講師の先生のお話を伺う。小テストのための準備(120分)。
8第4-6回の部分の小テストとその解説。
権利能力、住所、失踪宣告について、3回に分けて講義する。教科書では、216頁、73-85頁、179-205頁に該当する。ただし法人は概略のみ説明する。
毎回の範囲は担当の教員の指示による。難しい日本語の確認、難しそうな所の事前チェック(60分)。
字や定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
9第8回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
10第8・9回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
小テストのための準備(120分)。
11第8-10回の部分の小テストとその解説。
行為能力と物について、5回に分けて講義する。行為能力の基礎となる意思表示・法律行為という概念についても導入部のみ説明する。5回にわたり、17-24頁、85-105頁とプリント部分を学習する。教科書にない部分もプリントに基づいて学習する。
毎回の範囲は担当教員の指示に従うこと。難しい日本語の確認、難しそうな所の事前チェック(60分)。
字や定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
12第11回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
13第11・12回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
14第11-13回の続き。難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
小テストのための準備(120分)。
15第11-14回の続き。
第11回以降の部分の小テストとその解説。
定期試験についての説明と質疑応答。
難しい言葉(日本語として)の確認。該当部分の中の難しそうな所の事前チェック(60分)。
法律用語の学習。字のチェック、定義の確認、例の理解などの復習(60分)。
定期試験のための準備(540分)。
    
16定期試験。
評価方法・基
準(評価割合)
平常点40%+定期試験60%
※平常点は、小テストと、授業における出席の態度など(備考欄を参照)より評価する。
※公欠者・病欠者等の扱い
 公欠届・診断書等を提出した場合に限り、
 ・出欠については、出席扱いとする。ただし、公欠届を出席扱いとするのは3回を上限とする。
 ・そのとき行われた小テストについては、代わりにレポートを課す。
※出席回数が10回未満の受講生は失格(S評価)とする。
※出席回数・小テスト・レポートの結果について、定期試験前の問い合わせには一切応じない。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『民法総則 NBS (日評ベーシック・シリーズ)』原田 昌和 、寺川 永、吉永 一行日本評論社1800円+税978-4535806795324.1/0549/
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし』
参考URL
1.なし
質疑応答
各担当教員の指示に従うこと。
備考
(1) 受講生にかかわる情報
この後民法に関する科目は多いので(民法Ⅰ、民法Ⅱ…)そこでの学修を効果的にするためにもしっかり学んでほしい。
(2) 受講のルールに関する情報
・指定席制とする。座席については、各担当教員の指示に従うこと。
・13時30分までに着席しておくこと。遅刻は欠席扱いとする。また、担当教員に無断で退室をした場合も同様とする。
・六法を必ず携帯すること。
・授業中の私語は禁止する。
・授業中のゲーム機等の操作は禁止する。違反した者は平常点を減点する。
画像
ファイル
更新日付2018/02/13 10:53:12