開講年度 2018 科目名 スポーツプログラミング演習 科目ナンバー Z332-592-30 開講種別 春学期 対象学年 ３年 担当者 菅野　昌明 単位数 2 曜日・時限 春学期 木曜日 ３時限 キャンパス 実務経験のある教員による授業科目 テーマ 身体づくりの実践授業 授業の概要 スポーツ（トレーニング）のプログラミングは、これまでに学んだ解剖学、生理学、生化学、心理学、運動学、教育学、栄養学等の一つひとつがつながりを持って機能する。このスポーツプログラミングでは、健康科学科の総合的な学びを自らのトレーニングを通じて実践する。すなわち、医学をベースとする講義科目と連携した授業を展開し、専門的な知識と実践の融合を図る。また、学生がグループで協働してトレーニングを行ったり、プログラムを作成したりする。この演習は、トレーニングを実践し、データを得て、それを考察することで完成する。 授業の到達 目標 トレーニングプログラムは、個人の生理学的応答（運動強度に対する身体の反応）を考慮して科学的に作成することで、より効果的な成果を得ることが出来る。そこで、自らがトレーニングに取り組みながらトレーニングプログラムの構築できるようにする。 学生はグループに分かれて（アイソメトリックエクササイズ群、アイソトニックエクササイズ群、プライオメトリックスエクササイズ群）トレーニングを行い、そのトレーニング前後で脚パワーを評価する。これらの結果をもとにトレーニングプログラミングを評価する。 この授業を通じて、運動指導者としての仕上げ段階となる実践的な指導方法について述べることができ、あらゆる対象者のトレーニングからリハビリまでを指導できるようになる。 授業計画 回数 授業スケジュール 授業時間外学修・時間(分) 1 フィットネスプログラムの実際 トレーニングの対象となるものについて検索する　120分 2 子どものフィットネスプログラム（１） 幼児期に効果的なトレーニングについてレポートにまとめる　120分 3 子どものフィットネスプログラム（２） パワー測定 パワー測定データを集計する　120分 4 子どものフィットネスプログラム（３） アイソトニックトレーニング アイソトニックトレーニングを行う　120分 5 壮年（中年）のフィットネスプログラム（１） プライオメトリックストレーニング プライオメトリックストレーニングを行う　120分 6 壮年（中年）のフィットネスプログラム（２） アイソメトリックトレーニング アイソメトリックトレーニングを行う　120分 7 高齢者のフィットネスプログラム（１） プログラムの原則 プログラムの原則についてレポートにまとめる　120分 8 高齢者のフィットネスプログラム（２） トレーニングの実際：コアエクササイズ チーム別トレーニング課題を行う　120分 9 女性のフィットネスプログラム（１） トレーニングの実際：補助エクササイズ チーム別トレーニング課題を行う　120分 10 女性のフィットネスプログラム（２） トレーニングの実際：コアエクササイズ チーム別トレーニング課題を行う　120分 11 障害者のフィットネスプログラム（１） トレーニングの実際：補助エクササイズ チーム別トレーニング課題を行う　120分 12 障害者のフィットネスプログラム（２） パワー測定 パワー測定データを集計する　120分 13 障害者のフィットネスプログラム（３） スポーツマッサージ 学習したマッサージ手技を実践する　120分 14 アスリートのフィットネスプログラム（無酸素性持久力の向上） スポーツマッサージ 学習したマッサージ手技を実践する　120 15 アスリートのフィットネスプログラム（スピード向上トレーニング） スポーツマッサージ トレーニングプログラミングの成果についてレポートにまとめる　120分 　　　　 評価方法・基 準(評価割合) トレーニングの取り組みと提出物（40％）、レポート（60％）で評価する。 トレーニングの原則を理解し、トレーニング成果を客観的に評価出来ることを基準とする。 テキスト 書名 著者 出版社 価格 ISBNコード 備考 1. 『授業中に配布する』 参考書 　　・ 参考資料 書名 著者 出版社 価格 ISBNコード 備考 1. 『ストレングストレーニング＆コンディショニング』 Thomas R. Baechle & Roger W. E ブックハウスHD 12960 4938335646 2. 『トレーニング指導者テキスト理論編』 日本トレーニング指導者協会編 大修館書店 3024 9784469267556C3075 3. 『トレーニング指導者テキスト実践編』 日本トレーニング指導者協会編 大修館書店 3024 9784469267549C3075 参考ＵＲＬ 質疑応答 オフィスアワー 備考 すごーく使えるトレーニングプログラムデザインの基本としくみ。 パフォーマンスレベルのさらなる向上を目指している学生に有用な授業です。 トレーニング計画を立て、実際に身体を動かします。 画像 ファイル 更新日付 2018/01/10 14:29:55