開講年度2018
科目名体育原理
科目ナンバーZ131-593-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者加藤 千豊
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
体育原理
授業の概要
本講義では、スポーツや体育の現実を直視し、スポーツや体育の世界を支配するさまざまな諸原理を明確にして、それらを体系立て論究する。スポーツや体育の問題群と向き合い、考察を重ね、自らの考えを討議によって批判にさらし、より精緻なものに高めていくことをねらいとする。
授業の到達
目標
①体育やスポーツに関しての原理原則を論理的に考えていくことができるようになること。
②体育やスポーツに関して客観的に、発言し、記述し、議論できるようになること。
③体育やスポーツの専門家として自己のあるべき姿や、人間社会の課題に関心を持つだけでなく、その解決に向けて探求する態度を持つようになること。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス
「教育とは何か」
「体育の授業とスポーツ」
教育の目的、教育者の役割について、レポートにまとめる。〈60分〉
2「なぜ体育原理を学ぶのか」
「体育原理とは、どのような学問か」
教師として、子どもたちに努力することについてどう教えるのか、レポートにまとめる。〈60分〉
3「体育の理念はどのように変わってきたのか」
「体育とスポーツは何が違うのか」
体育とスポーツは何が違うのか、レポートにまとめる。〈60分〉
4「体育における人間形成」体育はどのような人間を形成すればよいのか、レポートにまとめる。〈60分〉
5「体育教師とコーチ、何が違うのか」
「運動部活動の意義と課題」
運動部活動の顧問としてどのように指導するのか、レポートにまとめる。〈60分〉
6「身体運動」のもつ可能性
「スポーツ」のもつ可能性
「体育教師と運動指導」
優れた運動体験にはどのように人間を変容させる可能性があるのか、レポートにまとめる。〈60分〉
7「体育と身体形成」
「身体からみた体育の可能性」
人間の身体における自然成長と意図的教育との関係について、レポートにまとめる。〈60分〉
8「プレイが生み出す体育の可能性」
・プレイと何か
・他者関係としてのプレイ
プレイの考え方の深まりが体育の考え方に与えた影響について、レポートにまとめる。〈60分〉
9「体育と技術指導」
・体育の目標と運動技術・戦術
運動の課題性の違いに応じた技術・戦術指導について、レポートにまとめる。〈60分〉
10「体育で競争をどのように位置づけるか」
「スポーツと勝利至上主義」
勝利至上主義にはどのような問題があるのか、レポートにまとめる。〈60分〉
11「スポーツとルール、マナー、エチケット」
「フェアプレイとスポーツマンシップ」
フェアプレイの事例や場面について、レポートにまとめる。〈60分〉
12「体育とフェアプレイ」
「体育とスポーツマンシップ」
体育でどのようにスポーツマンシップを指導するのか、レポートにまとめる。〈60分〉
13「子供からみた体育の存在意義」
「これからの学校体育のあり方」
子供が体育嫌いになる原因とその改善策について、レポートにまとめる。〈60分〉
14総括1「スポーツ・体育と教育」教育におけるスポーツの目的と意義について、レポートにまとめる。〈60分〉
15総括2「スポーツ・体育と教育」
課題レポート提出
スポーツを通じて学ぶことについて、レポートにまとめる。〈60分〉
    
評価方法・基
準(評価割合)
毎時間の講義の際に提出するレポートと最終講義時間に提出する課題レポートにて評価を行う。
配分は、毎時間のレポート評価60%、課題レポート40%とする。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中に資料を配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『教養としての体育原理』大修館書店9784469267976
参考URL
質疑応答
金曜日13時~13時30分 14号館5F講師控室
備考
スポーツ文化に関心がある。
スポーツの指導に関心がある。
保健体育教員免許取得のために必修科目である。
2/3以上の講義に出席したもののみ成績評価の対象とする。
画像
ファイル
更新日付2018/02/05 13:41:58