開講年度2018
科目名日本語の文法Ⅰ
科目ナンバーN231-137-03
開講種別春学期
対象学年2年
担当者野田 大志
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
日本語文法を知り、日本語文法を考えよう!
授業の概要
この講義では、現代日本語の文法論に関する伝統や現状を概説します。また、様々なトピックについて、自分自身でしっかりと観察し、考察する機会を提供します。講義を通じて、日本語文法は「覚える」ものではなく「考える」ものであることを知り、さらに「考える」ことの楽しさを知る、ということを実現してほしいと思います。なお、講義では適宜、日本語の文法と、国語教育(日本人対象)や日本語教育(外国人対象)との関わりについても紹介していきます。
授業の到達
目標
現代日本語の文法に関する様々な特徴を客観的に観察した上で、適切な言葉で説明できるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1オリエンテーション―「日本語学」的な「文法」の見方―【予習】シラバスを読み、本授業内容をあらかじめ把握しておく。(20)
【復習】授業内容の全体について確認する。(30)
2文法に親しむ:その1―誤用は単なる間違いではない?―【予習】日本語の誤った使い方にどのようなものがあるか探してみる。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
3文法に親しむ:その2―他者への配慮をコトバで伝える―【予習】他者への配慮がどんなコトバに現れているか、考えてみる。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
4文法に親しむ:その3―「ていうか」っていうか・・・―【予習】「ていうか」というコトバを、会話の中のどんな場面で使うか考えてみる。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
5単語とは?―単語?語彙?文?文章?―【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
6品詞を知ろう:その1―名詞・連体詞―【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
7品詞を知ろう:その2―さまざまな副詞―【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
8品詞を知ろう:その3―接続詞・感動詞―【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
9品詞を知ろう:その4―動詞の活用はややこしい?―【予習】中高生の頃に国語の授業で勉強した、動詞の活用(表)の内容を思い出してみる。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
10品詞を知ろう:その5―形容詞と形容動詞は、仲間?―【予習】中高生の頃に国語の授業で勉強した、形容詞や形容動詞について思い出してみる。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
11品詞を知ろう:その6―さまざまな助詞―【予習】「が」、「に」、「を」など、日本語にはどんな助詞があるか、またそれぞれどんな働きをしているか、考えてみる。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
12品詞を知ろう:その7―さまざまな助動詞―【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
13格を知ろう:その1―動詞にとって、最低限必要な要素は?―【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
14格を知ろう:その2―自動詞と他動詞は、何が同じで何が違う?―【予習】高校生の頃に英語(や国語)の授業で勉強した、自動詞、他動詞について思い出してみる。(30)
【復習】授業内容を見直し、疑問点はないか確認する。(30)
15確認テスト―授業を通して何を知った?考え方はどう変わった?―【復習】授業内容全体を見直す。(120)
    
16定期試験期間中に定期試験は実施しないが、15回目の授業の際に確認テストを実施する。
評価方法・基
準(評価割合)
1.授業内で取り組む確認テスト(記述・論述):90%
2.授業への参加態度:10%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『配付資料を使用します。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『ここからはじまる日本語文法』森山卓郎ひつじ書房4-89476-174-2図書館開架
参考URL
質疑応答
<オフィスアワー>
時間:水曜日4時限
場所:野田研究室(2号館4階2420)
備考
1.授業中、積極的に発言をしてください。
2.授業に関する質問がある場合には、オフィスアワーの時間帯以外であっても随時対応します。気軽に研究室を訪ねて来てください。
3.野田が担当する教養セミナーⅢ、教養セミナーⅣでは、言葉と文化、言葉と社会、言葉と人の関わりを探る様々なトピックを扱います。この授業の内容とも関わるので、興味がある人はぜひ併せて受講してください。
4.受講者の関心や理解度に応じて、授業の内容や進度の修正を行う場合があります。
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更新日付2018/02/18 19:09:26