開講年度2018
科目名考古学専門実習B
科目ナンバーH333-166-30
開講種別春学期
対象学年3年
担当者藤澤 良祐
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
歴史考古学の発掘調査(専門編)
授業の概要
発掘調査は、考古学研究上の情報を得るための最も有効な手段ですが、同時に遺跡に対する最終手段であるとも言われています。したがって、発掘調査の実施にあたっては、遺跡から最大限の情報を引き出すための技術が必要となります。本実習では、さまざまな遺構の調査方法や、実測・写真撮影等の技術を習得するとともに、歴史考古学の遺跡の発掘調査を2週間程度経験することによって、さらなる調査技術の向上を目指します。
授業の到達
目標
授業では、トランシットを用いて遺構の割付や、遺構や遺物の実測ができることを目標とします。夏期休暇中の合宿形式による実習では、より高度な調査技術の習得を目標とします。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1トランシットの機能と用途
○トランシットの機能と用途について学びます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
2グリッドの設定方法(1)
○トランシットを使ってグリッド(調査区)を設定します。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
3グリッドの設定方法(2)
○トランシットを使ってグリッド(調査区)を設定します。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
4遺構の割付方法(1)
○トランシットを使って調査区内を割付ます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
5遺構の割付方法(2)
○トランシットを使って調査区内を割付ます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
6遺構の割付方法(3)
○トランシットを使って調査区内を割付ます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
7遺構・遺物の実測方法(1)
○遺構・遺物の平面図の実測方法について学びます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
8遺構・遺物の実測方法(2)
○遺構・遺物の平面図の実測方法について学びます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
9遺構・遺物の実測方法(3)
○遺構・遺物の断面図の実測方法について学びます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
10遺構・遺物の実測方法(4)
○遺構・遺物の断面図の実測方法について学びます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
11遺構・遺物の写真撮影(1)
○遺構・遺物の写真撮影方法について学びます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
12遺構・遺物の写真撮影(2)
○遺構・遺物の写真撮影方法について学びます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
13遺構・遺物の写真撮影(3)
○遺構・遺物の写真撮影方法について学びます。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
14測量機材・実測道具の準備と点検
○発掘調査にあたって測量機材・実測道具を準備・点検します。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
15調査手順の確認と注意事項
○発掘調査の手順と注意点について確認します。
【予習】不要
【復習】授業内容をフィールドノートにまとめる(20)
    
16歴史考古学の発掘調査
○夏期休暇中に2週間程度の発掘調査を実施します。
評価方法・基
準(評価割合)
野外調査(発掘調査)における専門的知識や技術の習得度が評価の基準となります。出席状況や授業態度も重視します。野外調査への参加40%、専門技術の習得度20%、授業態度20%、授業への貢献度20%により評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストは使用しません。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
オフィスアワーは、木曜日3限、3号館4階の歴史学科共同研究室(藤澤研究室3418)です。
備考
屋外作業ができる服装で受講して下さい。
発掘調査は宿泊で実施します。調査地は岐阜県可児市の古城山窯跡を予定しています。
画像
ファイル
更新日付2018/02/14 11:03:50