開講年度2018
科目名総合セミナーⅠ
科目ナンバーR412-842-07
開講種別春学期
対象学年4年
担当者小林 奈央子
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
卒業論文作成に向けて
授業の概要
卒業論文の作成が本格的に始まります。学期の前半は、論題の決定、論文の要旨の作成、目次立て、参考文献の収集を中心におこないます。論題選定の理由、論述の進め方、資料収集の方法について一人ずつ発表します。途中、自分が所属するセミナーの担当教員以外のセミナーで、卒業論文の中間発表を実施します。後半は、中間発表での注意点を基に草稿を作成してもらい、それをもとに教員が添削指導していく形でおこないます。
授業の到達
目標
卒業論文の完成に必要な知識、資料収集の方法、論文の構成や執筆に関するルールなどがわかるようになる。発表をとおしてプレゼンテーションの能力を養う。発表者とのディスカッションを通して、コミュニケーションを能力を高めることが出来る。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」:卒業論文とは何か。作成のスケジュール
○作成、提出、口述試験などの重要事項の説明をします
【予習】事前に「卒業論文マニュアル」を読んでおく(30)
【復習】3年生の時までに関心を持った分野を再度確認する(60)
2「論題の決定」
○論題の決定に向けて、各自発表をします
【予習】自身の興味のある論題を探す(120)
【復習】指導教員や他の学生の意見を参考に自身の論題を再度検討する(120)
3「資料の収集方法」
○卒業文論に必要な資料を収集します。資料の適切性、追加の資料の必要性などの指導を行います
【予習】図書館などで資料の収集をする(120)
【復習】不足資料の収集を行う(120)
4「論文執筆のルール(1)」
○論文の構成と目次立てを行います。各自発表して、指導教員や他の学生からの質問、アドバイスを受けます
【予習】論文の構成と目次立てを作成してみる(120)
【復習】授業を踏まえて、構成や目次立てを修正する(60)
5「論文執筆のルール(2)」
○形式・注・参考文献の取り扱い方を学びます。各自、発表して、指導教員や他の学生からの質問、アドバイスを受けます
【予習】論文の形式、注、参考文献の扱い方を学ぶために、1頁程度の文章をマニュアルを参考にしながら各自作成してみる(120)
【復習】授業を踏まえて修正する(60)
6「卒業論文の要約の発表(1)」
○自身の卒論の要約を発表し、指導教員や他の学生からの質問、アドバイスを受けます
【予習】発表者は自身の要約を完成させる(120)その他の学生は、発表者の論題に関する内容を前もって調べておく(30)
【復習】授業を踏まえて修正する(60)
7「卒業論文の要約の発表(2)」
○自身の卒業論文の要約を発表し、指導教員や他の学生からの質問、アドバイスを受けます
【予習】発表者は自身の要約を完成させる(120)その他の学生は、発表者の論題に関する内容を前もって調べておく(30)
【復習】授業を踏まえて修正する(60)
8「卒業論文の要約の発表(3)」
○自身の卒業論文の要約を発表し、指導教員や他の学生からの質問、アドバイスを受けます
【予習】発表者は自身の要約を完成させる(120)その他の学生は、発表者の論題に関する内容を前もって調べておく(30)
【復習】授業を踏まえて修正する(60)
9「卒業論文の要約の発表(4)」
○自身の卒業論文の要約を発表し、指導教員や他の学生からの質問、アドバイスを受けます
【予習】発表者は自身の要約を完成させる(120)その他の学生は、発表者の論題に関する情報を予め得る(30)
【復習】授業を踏まえて修正する(60)
10「中間発表」
○レジュメを用意し、他のセミナーで、卒業論文の要約を発表します
【予習】中間発表に向けたレジュメを作成してくる(120)
【復習】指導教員以外の教員や、他のセミナーの学生の意見を整理する(60)
11「中間発表の振り返り」
○中間発表で指摘された箇所の修正をセミナー全員で考えていきます
【予習】各自の卒業論文の要約の修正(30)
【復習】指導教員や他の学生の意見を参考に自身の要約を修正する(120)
12「草稿指導(1)」
○論文草稿の指導を行います。学生は指導教員の指示にしたがって、順次草稿を修正していきます
【予習】各自草稿を書く(60)
【復習】草稿の修正(60)
13「卒業論文題目提出」
○卒業論文の題目を提出します
○「論文の草稿」2枚(A4版で、40文字×30行)を指導教員に提出します
【予習】論題の正式決定、「論文の草稿」2枚(A4版、40文字×30行)の完成(120)
【復習】草稿の修正(60)
14「草稿指導(2)」
○先回提出した「論文の草稿」を添削をして返却し、気づいた点を説明します
〇学生は指導教員の指示にしたがって、順次草稿を修正していきます
【予習】各自草稿を書く(60)
【復習】「論文の草稿」の修正(60)
15「授業の総括」
○授業の総括を行い、夏休みにしておくべき課題を一人ずつ個別に指示します
○修正した「論文の草稿」を提出します
【予習】「論文の草稿」の完成(60)
【復習】課題達成のため、夏休みのスケジュールを作成(30)
    
評価方法・基
準(評価割合)
授業の取り組み態度 30%
個人発表 30%
学期末提出の「論文の草稿」 40%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.特定のテキストを使用しない
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.各自が調べる
参考URL
質疑応答
質問は基本的に授業中に受付けますが、必要があればオフィスアワー(火曜日・水曜日・金曜日の1時限目、3号館5階3511)を利用して下さい。
備考
就職活動との両立は大変ですが、だからといってゼミをおろそかにしないでください。4年間の集大成としての卒業論文作成です。周到な準備と熱意を持って取り組みましょう。
画像
ファイル
更新日付2018/02/07 16:17:04