開講年度2018
科目名宗教人類学Ⅰ
科目ナンバーR331-113-25
開講種別春学期
対象学年3年
担当者梅津 綾子
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
宗教人類学の理論と研究方法
授業の概要
本講義では、宗教人類学の諸理論と研究手法の基礎を学ぶ。宗教人類学は、世界の様々な民族・社会の宗教を、フィールドワークによって明らかにしようとする。キリスト教、イスラーム、仏教といった世界宗教だけでなく、民俗信仰・儀礼・呪術・祖先崇拝・アニミズムなどを含む、幅広い「宗教的なるもの」が研究対象となる。また宗教を、民族・風土・社会・歴史・政治・文化など、人間のあらゆる営みとの関連で研究する。そのため「宗教」概念自体が問い直されることもある。
 これまでの人類学者たちが、どのように宗教そのものや、宗教と社会・文化の関係を理解しようとしてきたのかを学ぶことで、私たち自身の宗教や社会・文化に対する考え方を豊かにすることができるだろう。
授業の到達
目標
・宗教人類学の諸理論についての基礎と研究方法を説明できる。
・宗教人類学的な視座から宗教の諸現象を論じることができる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1イントロダクション【予習】シラバスを読み、本授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】ノートを読み返す(20)
2宗教人類学とは何か【復習】ノートを読み返す(ポイントを確認する。不明瞭な点があれば、解決するよう行動する。以下カッコ内を省略)。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
3宗教人類学のなりたち―「宗教の起源と進化」を求めて【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
4機能主義とフィールドワーク(グループ・ディスカッションを含む)【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
5原始宗教―アニミズム・シャーマニズム・トーテミズム【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
6宗教・呪術・科学【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
7呪術論・生殖観・祖先崇拝①【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
8呪術論、生殖観、祖先崇拝②【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
9レヴィ=ストロースの構造主義①【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
10レヴィ=ストロースの構造主義②【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
11分類・儀礼・境界①【復習】ノートを読み返す。(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
12分類・儀礼・境界②
象徴人類学①
【復習】ノートを読み返す(40)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(60)
13象徴人類学②
再び、宗教とは何か―「宗教」概念の再検討
【復習】ノートを読み返す(40)
【予習】試験対策としてこれまでの学習内容の確認(60)
14宗教とジェンダー①(グループ・ディスカッションを含む)【復習】ノートを読み返す(40)
【予習】試験対策としてこれまでの学習内容の確認(60)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(20)
15宗教とジェンダー②、まとめ【復習】ノートを読み返す(40)
【予習】試験対策としてこれまでの学習内容の確認(60)
【発展】授業内で紹介する文献に目を通してみる。(20)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験60%、平常点(リアクションペーパーの内容等、授業参加状況)40%
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『テキストを使用しない。』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『文化人類学のレッスン 増補版―フィールドからの出発』奥野克己・花淵馨也 共編学陽書房1900円+税978-4313340213
2.『目からウロコの文化人類学入門―人間探検ガイドブック―』斗鬼正一ミネルヴァ書房2200円+税978-4623037261
参考URL
質疑応答
質問・相談は、授業後に直接するか、あるいはメールでして下さい。
※メールアドレスは初回授業にて伝えます。
備考
・本講義では、できる限り視聴覚機材を用いて、受講生の関心が高まるように配慮する。
・授業の展開次第では、各回の内容に若干の変更(宿題、グループ・ディスカッションの追加を含む)が生じる可能性がある。
・2/3以上の授業に出席した者のみ成績評価の対象とする。
・欠席の際は、当該授業のレジュメや資料を必ず入手し、各自遅れを取り戻すこと。
・授業中のPC・携帯電話・スマートフォン等の使用は禁止する。
・遅刻、私語、飲食等により授業を妨害する者には、学生証確認のうえ、退席を求めることがある。
画像
ファイル
更新日付2018/02/05 14:33:12