開講年度2018
科目名地域宗教文化Ⅲ-Ⅰ
科目ナンバーR131-113-07
開講種別春学期
対象学年1年
担当者清水 洋平
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
南アジアの宗教と文化を学ぶ-古代インド文化を手掛かりに-
授業の概要
グローバル化の進む現在、世界の様々な地域の歴史や文化、並びに各民族が持っている宗教観を把握することは重要である。この講義では、南アジア諸国に対する基本的な知識を学び、宗教と文化を手掛かりに古代インドまでを概観する。このことを通して、インドが南アジア・東南アジアに与えた歴史的影響を見つめ、現代的な意味を念頭に、南アジア社会への理解を深めていく。
授業の到達
目標
・南アジアの宗教と文化に対する基本的な知識が説明できる。
・古代インドの文化を学び、現代的な意味を考えつつ南アジアの理解を深める。
・様々な歴史や文化を理解することで国際社会に生きる一員としての自覚を高める。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1イントロダクション
〇配付資料を参考にして、南アジア地域全体についての基本的な知識を学びます。
【予習】シラバスを読み、本授業の内容を把握する。(20)
【復習】本授業の扱う内容、並びに留意点について確認する。(20)
2南アジアについて
〇配付資料を参考にして、南アジア地域全体についての基本的な知識を学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。南アジア諸国の文化や世界遺産などに関する新聞記事、テレビ番組等を積極的に見て、見聞を広げておく。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
3南アジア諸国(1)
〇インドについて、民族や言語、宗教などを中心に基本的な知識を学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。南アジア諸国の文化や世界遺産などに関する新聞記事、テレビ番組等を積極的に見て、見聞を広げておく。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
4南アジア諸国(2)
〇パキスタン、バングラデシュについて、両国の民族や言語、宗教などを中心に基本的な知識を学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。南アジア諸国の文化や世界遺産などに関する新聞記事、テレビ番組等を積極的に見て、見聞を広げておく。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
5南アジア諸国(3)
〇ネパール、ブータンについて、両国の民族や言語、宗教などを中心に基本的な知識を学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。南アジア諸国の文化や世界遺産などに関する新聞記事、テレビ番組等を積極的に見て、見聞を広げておく。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
6南アジア諸国(4)
〇スリランカ、モルディヴについて、両国の民族や言語、宗教などを中心に基本的な知識を学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。南アジア諸国の文化や世界遺産などに関する新聞記事、テレビ番組等を積極的に見て、見聞を広げておく。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
7南アジアの宗教と文化の多様性
〇南アジア地域の宗教と文化について、その共通性と多様性を学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。南アジア諸国の文化や世界遺産などに関する新聞記事、テレビ番組等を積極的に見て、見聞を広げておく。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
8古代インドの宗教と社会(1)
〇インダス文明からヴェーダの時代に焦点を当て、古代インドの宗教と社会について学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。自分たちの身近にある仏教用語や行事について調べてみる。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
9古代インドの宗教と社会(2)
〇インドで生まれたバラモン教・ヒンドゥー教、仏教について概説し、「インド文化圏」の意味合いについて考えます。
【予習】前回の授業内容を確認する。自分たちの身近にある仏教用語や行事について調べてみる。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
10インド思想を貫くもの
〇インド思想を貫くものとして、「輪廻・業・解脱」の思想について理解を深めます。
【予習】前回の授業内容を確認する。自分たちの身近にある仏教用語や行事について調べてみる。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
11仏教の成立と教団の発展
〇「仏教の成立と教団の発展」という初期のインド仏教の様態について学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。自分たちの身近にある仏教用語や行事について調べてみる。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
12釈尊とその弟子たち
〇釈尊の生涯とその弟子たちについて学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。自分たちの身近にある仏教用語や行事について調べてみる。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
13釈尊とその教え
〇釈尊の生涯とその教えについて学びます。
【予習】前回の授業内容を確認する。自分たちの身近にある仏教用語や行事について調べてみる。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
14インド文化の波及
〇インドの宗教と文化が東南アジア文化に与えた影響や役割について考えます。
【予習】前回の授業内容を確認する。自分たちの身近にある仏教用語や行事について調べてみる。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
15総括および理解度確認
〇授業の全体を振り返り、南アジアの宗教と文化に対する理解程度を確認します。
【予習】前回の授業内容を確認する。自分たちの身近にある仏教用語や行事について調べてみる。(50)
【復習】授業内容を振り返り、要点を確認する。(20)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
・平常点(出席と授業時の課題への取り組み:50%)
・定期試験(50%):14回の講義全体についての理解度を評価の対象とする。
*受講者の人数、習熟度により、評価方法を定期試験から授業内試験やレポートに変更する場合もある。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『適宜プリントを配布する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業時に随時紹介する』
参考URL
質疑応答
授業後に直接質問、相談すること。
備考
・授業の進め方は、受講者の人数、習熟度により大きく左右されるので、上記に示す内容は、あくまで予定であることを了解してください。
・出席は評価のための前提条件である。休まず出席すること。
画像
ファイル
更新日付2018/02/06 18:36:34