開講年度2018
科目名日本の文化と社会Ⅰ/特定主題科目Ⅲ-Ⅰ
科目ナンバーB231-162-01
開講種別春学期
対象学年2年
担当者広瀬 英史
単位数2
曜日・時限春学期 月曜日 4時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
ことばと生活
授業の概要
 この講義では、人間(日本人)やその営みの場である生活(日本社会での生活)を、言語という視点を通して観察する力を涵養する。
 前期(Ⅰ)では、「ことばと生活」というテーマで講義していく。日本社会における生活を言語を通して、歴史的(過去から現代へ)に観察していく。よって、古典(古語)の例も扱う。
授業の到達
目標
 受講者が、自分の身の周りを振り返り、また、講義を受ける前と受けた後で考え方にどのような違いを生じたかを振り返り、各自が新たな知見を広めたことを再確認できるようにする。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1住生活に関することば1(調度品の名称)・講義内容の復習
・自分の身の回りを振り返って、日本の家屋についてら観察してみる。気づいたことをノート等にまとめて記しておくこと
以上180分
2住生活に関することば2(平安時代の住生活と言語)・講義内容の復習
・これまで学んできた平安時代の住文化について、ことばの観点から観察してみる。また、関連文献に目を通し、要点をノート等にまとめて記しておくこと
以上180分
3住生活に関することば3(『源氏物語』に見る住居に関することばの使い分け)・講義内容の復習
・現代語訳、映画、または、漫画からでもいいので、『源氏物語』のあらすじについて知っておくこと
以上180分
4住生活に関することば4(「畳」の語誌-中世以前―)・講義内容の復習
・時代別事典や各種辞典から「畳」について調べ、ノート等にまとめておくこと
以上180分
5住生活に関することば5(「畳」の語誌-中世以降―)・講義内容の復習
・ここまでの総復習として語誌について復習しておくこと
以上180分
・「住生活とことば」に関する課題を出すので、それについて調べ文章にまとめる 300分
6希望とことば1(夢とことば)・講義内容の復習
・テーマパークのウェブサイトを観ておくこと
・また、講義後、講義で扱ったテーマパークがどれほどの人気があるのかについて関連する資料に目を通しておくこと
以上180分
7希望とことば2(夢の語誌)・講義内容の復習
・テーマパークのウェブサイトに見られる「ことば」の工夫について気づいたことを、授業前にまとめておくこと
以上180分
8希望とことば3(夢というフレーム)・講義内容の復習
・語用論や認知言語学に関する文献に目を通し、要点をノート等にまとめて記しておくこと
以上180分
9希望とことば4(夢と希望を表現する)・講義内容の復習
・興味を持ったテーマパークのウェブサイトを、講義で扱った観点から観察し、気づいたことについてまとめておくこと
以上180分
10希望とことば5(ことばによってつくられる世界観)・講義内容の復習
・興味を持ったテーマパークのウェブサイトから気になった表現について調べておくこと
以上180分
「希望とことば」に関する課題を出すので、それについて調べ文章にまとめる 300分
11ことばと映像による表現1(映像で伝えるもの)・講義内容の復習
・自分の好きなドラマやアニメを表現にこだわって鑑賞してみること
・また、講義後、講義で扱った映画やDVD等を試聴してみること
以上180分
12ことばと映像による表現2(対立構造で伝える)・講義内容の復習
・自分の好きなドラマやアニメを1つに絞って、物語の構成について考えてみること
・また、講義後、講義で扱った映画やDVD等を試聴してみること
以上180分
13ことばと映像による表現3(視点を変えて伝える)・講義内容の復習
・講義で扱った観点から、自分の好きなドラマやアニメを観察し、気づいたことについてまとめておくこと
以上180分
14ことばと映像による表現4(関連したことばとそれを利用したストーリー)・講義内容の復習
・講義で扱った観点から、自分の好きなドラマやアニメを観察し、気づいたことについてまとめておくこと
以上180分
15ことばと映像による表現5(関連したことばを読み解く)・これまでの講義内容の復習 180分
「ことばと映像による表現」に関する課題を出すので、それについて調べ文章にまとめる 300分
    
評価方法・基
準(評価割合)
学期中に2回のテストを行う(100%)
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『使用しない。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
メールにて行う。
メールアドレスは第1回目の授業で示す。
備考
第1回目の講義には必ず参加すること。第1回目の授業も出欠の対象となる。
授業中の携帯電話等の扱いに関するルールについて第1回目の講義で説明する。
また、より詳細な評価方法や講義内容について第1回目の講義で説明する。
講義の趣旨を納得した上で受講してもらう。
第1回目の講義欠席者には、講義の趣旨を理解してもらうため、講義内容に関わる課題を出す。
画像
ファイル
更新日付2018/02/13 15:56:10