開講年度2018
科目名生物学Ⅰ
科目ナンバーB111-420-21
開講種別春学期
対象学年1年
担当者溝口 明
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
動物体の調節のしくみ
授業の概要
ヒトを含む全ての動物は、変動する自然環境(外部環境)の中で、ある面では体内の状態(内部環境)を一定の範囲に維持し、別のある面では環境変化に合わせて変化させることにより、環境にうまく適応して生きている。その過程には様々な生理的調節のしくみが働いており、それを担っているのは神経系と内分泌系である。本講義では、生物の基本単位である細胞について概観したのち、神経系と内分泌系による体の調節のしくみの基本原理を学び、生物学的なものの見方を身につける。
授業の到達
目標
日常的な生活の中で、生物学的基礎知識に基づいて物事を考えたり判断したりできるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1細胞の構造と機能
 生命活動の基本単位である細胞について学ぶ
配布資料で講義内容を復習(30)
2細胞を構成する物質 I. 水・タンパク質
 細胞の活動に関わる様々な物質について学ぶ。その1
配布資料で講義内容を復習(30)
3細胞を構成する物質 II. 核酸・糖・脂質
 細胞の活動に関わる様々な物質について学ぶ。その2
配布資料で講義内容を復習(30)
4タンパク質の多様な機能
 タンパク質は非常に種類が多く機能も多様である。どんな機能をになっているかを学ぶ。
配布資料で講義内容を復習(30)
5神経系とそのはたらき
 動物体の調節の要となる神経系の構成とその働きについて学ぶ。
配布資料で講義内容を復習(30)
6神経細胞と情報伝達
 神経系を構成する神経細胞の構造と働き方について学ぶ。
配布資料で講義内容を復習(30)
7感覚器とその働き I. 聴覚・前庭覚
 外界からの刺激の受容と伝達のしくみを学ぶ。その1
配布資料で講義内容を復習(30)
8感覚器とその働き II. 視覚・味覚・嗅覚
 外界からの刺激の受容と伝達のしくみを学ぶ。その2
配布資料で講義内容を復習(30)
9ホメオスタシス
自律神経系による調節
 体の状態を一定に保ったり、状況に応じて変化させるしくみを学ぶ。
配布資料で講義内容を復習(30)
10内分泌系とそのはたらき
 動物体の調節は内分泌系によってもなされている。内分泌系の構成と働き方について学ぶ。
配布資料で講義内容を復習(30)
11ホルモンの合成と分泌
 内分泌系で働くホルモンはどのように作られるのか、その分泌はどのように調節されるのかを学ぶ。
配布資料で講義内容を復習(30)
12ホルモン受容体とシグナル伝達
 ホルモンは受容体を持つ細胞にのみ作用する。ホルモン受容体がホルモンの信号を細胞内に伝えるしくみを学ぶ
配布資料で講義内容を復習(30)
13発生とホルモン
生殖とホルモン
 ホルモンにより調節される様々な生命現象について学ぶ。その1
配布資料で講義内容を復習(30)
14成長とホルモン
ホメオスタシスとホルモン
 ホルモンにより調節される様々な生命現象について学ぶ。その2
配布資料で講義内容を復習(30)
15環境適応とホルモン
行動とホルモン
 ホルモンにより調節される様々な生命現象について学ぶ。その3
配布資料で講義内容を復習(30)
    
16期末試験
評価方法・基
準(評価割合)
毎回、授業の最後に復習テストを行い、その得点と期末テストの得点(割合はおよそ2:8)に基づいて評価します。欠席が2回を越える場合は減点となるので注意してください。期末試験では、配布資料の持ち込みは認めません。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『なし』資料を配布
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『生物学・細胞生物学 第3版』和田勝羊土社3200978-4-7581-2065-4
参考URL
質疑応答
オフィスアワー:原則として午前中ですが、事前連絡があればいつでも受け付けます(居室は4号館3階の生物学教室内)。eメールでの質問・相談も受け付けます。アドレスは授業の中でお知らせします。
備考
授業中の私語、携帯電話の操作、無断での教室の出入りは厳禁です。
画像
ファイル
更新日付2018/02/17 11:33:24