開講年度2018
科目名化学Ⅰ
科目ナンバーB131-420-11
開講種別春学期
対象学年1年
担当者吉村 正宏
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 3時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
身の回りの化学:生活編
授業の概要
身の回りの化学を題材にして、化学リテラシーを身につけ「リベラル・アーツの修得」を目指します。身近な話題を引用しつつ、15項目のテーマについて一話完結型で授業を進めます。適宜DVDで実験映像を紹介します。
授業の到達
目標
この授業では「身の回りの化学:生活編」をテーマに、化学の基礎的なことを学びながら、日常の生活に関わる身の回りの物質を化学的立場から捉えてみます。化学が果たしてきた役割を理解し、化学の眼をもつことにより、世の中に氾濫する様々な情報に対して科学的な判断ができるようになることを目標とします。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「ガイダンス」授業内容及び方針の説明
・化学の基本事項
【復習】配付資料の内容を確認する(30)
2「ダイヤモンドの化学」
・ダイヤモンドはなぜ硬い?
・黒鉛、フラーレンについて
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、同素体について確認する(30)
3「水の化学」
・分子構造、水素結合、状態変化
・ミネラルウォーター
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、水の特異な性質について確認する(30)
4「酸性・塩基性の化学」
・アレニウスの酸・塩基
・ブレンステッドの酸・塩基
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、中和反応について確認する(30)
5「衣服の化学」
・天然繊維と合成繊維
・ナイロンの発見
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、合成繊維について確認する(30)
6「洗濯の化学」
・石けんと合成洗剤
・シャンプーとリンス
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、界面活性剤について確認する(30)
7「料理の化学」
・うるち米ともち米
・温泉卵
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、デンプンとタンパク質について確認する(30)
8「食品の化学」
・甘味成分と苦味成分
・梅酒と牛乳
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、浸透圧とコロイドについて確認する(30)
9「薬の化学」
・アスピリンとペニシリン
・ブロックバスター
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、薬の副作用について確認する(30)
10「プラスチックの化学」
・長所と短所について
・吸水性ポリマーと導電性プラスチック
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、プラスチックの再利用について確認する(30)
11「材料の化学」
・金属材料と光触媒
・フェライト磁石と超伝導電磁石
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、ファインセラミックスについて確認する(30)
12「電池の化学」
・一次電池と二次電池
・燃料電池と太陽電池
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、酸化還元反応について確認する(30)
13「犯罪捜査の化学」
・毒のランキング
・毒の事件簿
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、毒の性質について確認する(30)
14「薬物の化学」
・アルコール依存
・危険ドラッグ
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、薬物依存について確認する(30)
15「香りの化学」
・草木花の香り
・食品の香り
・前回小テストの見直し
【復習】配付資料を参考に、香り物質について確認する(30)
    
16・定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
毎回の小テスト(30%)と定期試験(70%)の成績を総合して評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『授業中にプリント配付』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『身の回りから見た化学の基礎』芝原寛泰・後藤景子化学同人1800円9784759812923
2.『商品から学ぶ化学の基礎』松田勝彦化学同人1800円9784759814361
参考URL
質疑応答
授業中あるいは授業の前後に受け付けます。オフィスアワー(月・水・金のお昼休み)も利用して下さい。研究室は日進キャンパス4号館2階の化学教室です。
備考
授業中の私語、携帯電話の使用は禁止します。
画像
ファイル
更新日付2018/02/16 16:01:33