開講年度2018
科目名物理学Ⅰ
科目ナンバーB131-420-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者香川 雅子
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
自然科学及び物理学の歴史  ― 紀元前から21世紀まで ―
授業の概要
現代の私たちの便利で快適な生活を可能にした偉大な発明・発見は、どのような人物によって、いかなる背景のもとに生まれたのでしょうか。また、私たちの日常を取り巻くさまざまな物理現象(力、電気、熱、光 など)はどのように解明されていったのでしょうか。
この講義では、紀元前から現在まで、物理学がどのように始まり、どんな人たちによって作り上げてこられたのか、公式や法則がどのような経緯で明らかになっていったかという物理学の歴史を学びます。物理学者たちのプロフィールや、公式や法則が発見されたエピソードを知り、物理学の面白さや美しさを学んでいきましょう。
授業の到達
目標
・科学・技術の発展についての教養を深め、それが現在の我々の生活にどうつながり恩恵をうけているのか理解できる。

・科学が直面している問題を理解し、科学的なもののみかた、考え方ができるようになる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1講義の概要【予習】シラバスを読み、本授業内容をあらかじめ把握する(20)
【復習】授業全体についての確認(20)
2自然科学の始まり  -紀元前から16世紀まで-

・アリストテレスの運動論
・ティコ・ブラーエ、ケプラー、コペルニクスの宇宙論
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
3力学の探求(1)   -16・17世紀-

・ガリレオの功績と運動論の発展
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
4力学の探求(2)   -17・18世紀-

・ニュートンの力学 1
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
5力学の探求(3)   -17・18世紀-

・ニュートンの力学 2
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
6電気の探求(1)   -紀元前から17世紀まで-

・静電気の時代  
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
7電気の探求(2)   -18・19世紀-

・静電気から動電気へ
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
8電気の探求(3)   -19世紀-

・直流・交流の発見と発展
・電磁波の発見と発展
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
9エネルギーの探求  -紀元前から19世紀まで-

・エネルギーとは何か? 
・仕事 ・温度と熱 
・様々なエネルギー
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
1020世紀の物理学(1)
  

・X線の発見        レントゲン
・放射能の発見      ベクレル
・新放射性元素の発見 キュリー夫妻
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
1120世紀の物理学(2)

原子の構造と原子核の発見

J.J.トムソン、アーネスト・ラザフォード、ボーア、ハイゼンベルク、シュレディンガー
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
1220世紀の物理学(3)

原子の構造と原子核の発見

J.J.トムソン、アーネスト・ラザフォード、ボーア、ハイゼンベルク、シュレディンガー
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
1320世紀の物理学(4)

・世界大戦の中での物理学者、原子爆弾の発明

アインシュタイン、ボーア、ハイゼンベルク、ハーン、マイトナー、フェルミ、オッペンハイマー
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
1420世紀の物理学(5)

・コンピューターの歴史
【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
1521世紀の物理学【予習】
・配付資料を読んで、授業全体についての確認(30)
【復習】
・配付資料にある問題を解く(30)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験60%、授業時の小テスト・小レポート25%、授業への取り組み15%、によって評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『資料を配付する』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『科学史年表』小山慶太中公新書9604-12-101690-4
2.『人物で語る物理入門(上・下)』米沢富美子岩波新書上798下8404-00-430980-8
3.『量子力学の冒険』トランスナショナルカレッジオブレックス編ヒッポファミリークラブ刊3,8854-906519-01-6
4.『天才科学者はこうして生まれた -想像はセレンディップ? 』Richard P.Brennan丸善株式会社2,3104-621-04915-1
参考URL
質疑応答
質問は授業前後の休憩時間かもしくは月~木の昼休みに4号館4階の物理学研究室まで来てください。
備考
・出席は毎回取ります。

・私語、携帯電話操作は厳禁とします。

・みんなが気持ちよく授業を受けられるよう、お互いにマナーを守りましょう。
画像
ファイル
更新日付2018/02/14 09:03:23