開講年度2018
科目名数学Ⅰ
科目ナンバーB131-323-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者南 裕明
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 4時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
文化系の応用数学入門
授業の概要
まず仕事の割り当てに関係するマッチング,割り当て問題を取り上げる.次に仕事の順番を決める方法について学ぶ.
誤り訂正符号を取り上げ「数当て」などのマジックへの応用を行う. 最後に一筆書きの問題について取り上げる.
授業の到達
目標
身近で面白い応用数学の問題や話題に触れて,数学的な考え方に触れることを目標とする.
まずマッチング,割り当て問題では結婚定理やケーニッヒの定理を理解して,それらの定理を使って問題を解くことが目標となる.
仕事の順番を決める方法ではジョンソンの定理を理解して,それを使って問題を解くことが目標となる.
誤り訂正符号では,誤り訂正符号の仕組みを理解して数当てマジックにどのように使われているかを理解することが目標となる.
一筆書きの問題では一筆書きのできる図形の判別法と一筆書きの応用について取り上げる.
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1ガイダンス,マッチングの問題【予習】教科書のp1-4を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
2結婚定理とその証明【予習】教科書のp4-6を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
3結婚定理の応用【予習】教科書のp6-12を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
4割り当て問題【予習】教科書のp13-16を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
5割り当て問題の解法【予習】教科書のp16-27を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
6中間テスト【予習】これまでの講義ノートや教科書のp1-27を熟読して内容の理解に努め,教科書の問題や講義で取り上げた問題を解く.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで,テストの問題について復習する(60)
7中間テスト解説・順序づけの問題【予習】教科書のp29-34を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
8ジョンソンの定理【予習】教科書のp35-41を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
9順序づけの問題の解法【予習】教科書のp29-41を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
10数当てゲーム【予習】教科書のp43-46を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
11誤り訂正符号【予習】教科書のp47-53を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
12誤り訂正符号2【予習】教科書のp47-53を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
13一筆書きの問題【予習】教科書のp55-58を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
14オイラーの一筆書き定理【予習】教科書のp58-63を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
15ハミルトン路【予習】教科書のp64-67を熟読して内容の理解に努める.(60)
【復習】ノートや講義資料を読んで講義内容を理解して,教科書や課題の演習問題を解く.(60)
    
16定期試験これまでの講義内容を復習し,教科書や講義ノートを読み直す.また教科書や課題の問題を解く.(120)
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験(50パーセント),講義中の演習や質疑応答・課題・講義における貢献等の平常点(50パーセント)
漫然と出席しているだけでは評価されません.講義中の演習や出された課題をきちんとこなして理解につなげましょう.

正当な理由のない欠席・遅刻・早退・居眠り・私語・無断での携帯電話の操作などは減点する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『文化系の応用数学(増補版)』小林みどり牧野書店1600+税978-4-434-05918-6
参考書
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参考資料
参考URL
質疑応答
質問や要望はなるべく講義中に行うようにしてください.講義時間外であればオフィスアワーや学習支援室の利用してください.
講義時間内やオフィスアワーや学習支援室で質問するのが難しいのであればレポートや演習課題とともに質問や要望を書いて渡してください.
備考
正当な理由のない遅刻や無断退席を行った場合は欠席として扱います.
講義中の私語や携帯電話機器等の操作は禁止します.
なんらかの事情で欠席しても講義資料や教科書を読んで自習し,休んだ時に出された課題を提出すること. 公休であっても課題を提出しないと評価されません.
なお受講生の理解度や知識によっては進度や内容を調整することがあります.
画像
ファイル
更新日付2018/02/13 12:42:44