開講年度2018
科目名美術Ⅰ
科目ナンバーB131-116-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者石川 裕
単位数2
曜日・時限春学期 木曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
多様な美術(芸術)に触れてみる
授業の概要
美術の基本理念に基づき、造形表現の多くのジャンルから感性の高い創造性豊かなものに触れ、視野の広い美意識を養う。この授業では視聴覚教材を使用して優れた作家や作品から豊かな感性を伝え、時代とともに変わる環境の移り変わりを見ることが出来きる。実技では、個々の感性に基づき形や色彩の構成や描写を重ね、表現力を養う。また、紙工作や切紙なども加え幅広い美の実感を味合うことが出来る。
授業の到達
目標
情報過多による現代社会におけて、美意識は多様に拡がり、従来の創造性や表現力を減少させる大きな要因の一つとなっています。
本授業では、私たちの暮らしの中にある美を探り、これまで先人によって育まれてきた絵画、彫刻、工芸、デザイン、建築等の歴史や作者の人物像、作品の基本的な見方、作者の考え方などを学びます。全体を通してトータルに関連した美術の流れを察知し、創造力や豊かな発想力を高めることが出来ます。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1美術Ⅰについての概説(ガイダンス)
 美術全般に対してジャンル別であったり、視点を変えながら造形の基本的見方や姿勢を探っていく。視聴覚教材を使用し、より明確な内容を伝えていく。また、実技を加え、実感ある授業展開で実施できる。
【予習】シラバスを読み、本授業内容を予め把握する(30)【復習】授業全体についての確認(30)
2美術Ⅰについての概説(ガイダンス)
 美術全般に対してジャンル別であったり、視点を変えながら造形の基本的見方や姿勢を探っていく。視聴覚教材を使用し、より明確な内容を伝えていく。また、実技を加え、実感ある授業展開で実施できる。
【予習】シラバスを読み、本授業内容を予め把握する(30)
【復習】授業全体についての確認(30)
3美術の基本表現(美術の視点)
 絵画、彫刻、工芸、デザイン、建築、映像など様々なジャンルの表現法や造形に対する姿勢を分類し把握する。
【予習】シラバスを読み、本授業内容を予め把握する(30)
【復習】自分に関わる専門分野を把握する(30)
4美術館から学ぶⅠ
 初めに世界の美術館(ルーブル美術館、エルミタージュ美術館、オルセー美術館ほか)を映像を通して代表的な所蔵作品や特徴を掴み取ることが出来る。
【予習】シラバスを読み、本授業内容を予め把握する(30)【復習】個々の美術館の役割、作品を確認する(30)
5美術館から学ぶⅡ
 日本の美術館(大原美術館、徳川美術館、いわさきちひろ絵本美術館ほか)の特徴と役割を説明。日本と世界の美術館の関連できること、また区別できる内容を理解する。
【予習】日本の美術館の場所と主な内容を把握する(30)
【復習】美術館の特徴を確認する(30)
6絵画Ⅰ
 画家の人生観、作風,時代背景など画家の障害を映像も含めて、より一層理解を深めることが出来る。
【予習】ヨーロッパの絵画の中で自分の好きな作品を選んでおく(20)
【復習】作者の生き方や描法を比較し検証する
7絵画Ⅱ
 絵画材料を基に多岐に渡る絵画表現の作品を紹介。詳細な手法を示し絵画の歴史を学びつつ作家の芸術観を知ることが出来る。
【予習】水彩画を時間内で仕上げるように試みる(30)【復習】著名な作家の作品と自分の作品を比較する(30)
8絵画Ⅲ
 主に版画を中心に海外の銅版画から浮世絵まで、閑雅の魅力を時代に沿って習得する。
【予習】自分に合う版画を吟味しておく(30)【復習】実際の版画の良さを確認する(30)
9平面表現Ⅰ
 平面の多様な構成で新たな形を作り上げていく。
【予習】30分間でテーマと内容を決め、着色描写を試みる(30)【復習】形と色の組み合わせを自覚する(30)
10平面表現Ⅱ
 素材の組み合わせにより、デザイン性の高い構成力ある作品に仕上げる。
【予習】30分間でテーマと内容を決め、着色描写を試みる(30)【復習】テーマを決め構成力を高める(30)
11デザインⅠ
 著名なグラフィックデザイナーの作品を紹介。作風と役割を基にデザイナーの文字体を使用して作成。
【予習】紙を好きな形にカットし構成する(30)
【復習】線の長さ、太さ、色などイメージを試作する(40)
12デザインⅡ(映像表現)
 CMの受賞映像作品を見て、コマの絵コンテを制作。
【予習】線の強弱、色の構成を工夫する(30)
【復習】連続描法で示す方法を確認する(30)
13生活の中の美術
 日常空間で見る標識や看板、ポスターに至るデザイン見方、考え方を映像を通して学び、自分流のマークを制作。
【予習】テレビ、映像、CMなどを吟味し6コマの絵コンテで示す(40)
【復習】実際の作品を通して、形、色、役割などを確認する(30)
14彫刻
 海外における彫刻の歴史を通し、日本の彫刻との比較から新たな共通点を見出し、彫刻の本来の役割を引き出す。
【予習】広告やマークなどを予め把握しておく(30)
【復習】過去から現代までの彫刻の変遷を確認する(30)
15建築
 安藤忠雄や丹下健三の代表建築を基に海外の建築(コルビジェ、ガウディ)などの世界観と比較し今日の建築を考える。
【予習】彫刻の素材、形、環境など最もふさわしい作品を把握する(30)
【復習】優れた建築家の残した建物の真意を確認する(40)
    
評価方法・基
準(評価割合)
①小テスト(60%) ②美術館レポート(20%)受講状況(欠席・遅刻は減点、授業への積極的参加度を加味した平常点)(20%) により総合的に評価する。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『1. 『使用せず』』
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『1. 『使用せず』』
参考URL
1.1. 『使用せず』
質疑応答
授業開始前もしくは授業後
備考
授業で、ハサミ、糊、色鉛筆、ポストカード、画用紙などを使用しますので、各自準備して下さい。なお、使用時期については、授業内で指示します。
画像
ファイル
更新日付2018/02/21 20:22:51