開講年度2018
科目名心理学Ⅰ
科目ナンバーB131-285-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者高橋 彩
単位数2
曜日・時限春学期 金曜日 1時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
心理学の基礎
授業の概要
心理学は一般に生活体(人や動物)の行動の科学と言われています。行動は人の内的要因とその人がおかれている環境的要因によって決まりますが、こうした行動を引き起こすような心の仕組みや働きを科学的に明らかにし、人間そのものの理解を目指す学問が心理学なのです。心理学には、認知心理学、教育心理学、発達心理学、社会心理学、臨床心理学など多くの分野があります。
心理学Iでは、主に人間の行動を理解する基礎として、情報処理の特徴、心の仕組みについて解説します。
授業の到達
目標
人間の感覚・知覚、学習、知能、認知・記憶の仕組みについて、具体的な例をあげて説明できる。
感覚・知覚、学習、知能、認知・記憶における代表的な研究の概要を説明できる。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1心理学とは「予習」テキストの序章を読む(120)
「復習」ヴントについて調べる(120)
2感覚と知覚(1) 刺激閾 視覚 形の知覚「予習」視覚の恒常性について調べる(120)
「復習」視覚以外の感覚の特徴についてまとめる(120)
3感覚と知覚(2) 大きさの恒常性 錯視「復習」錯視図形について調べる(240)
4感覚と知覚(3) 知覚と注意「復習」注意の仕組みについて調べる(120)
5学習(1) 古典的条件付け (レスポンデント条件付け)「予習」テキスト第2章を読む(120)
「復習」恐怖条件づけについて調べる(120)
6学習(2) オペラント条件付け 強化スケジュール「復習」テキスト第2章の用語解説を読む
(120)
「予習」観察学習について調べる(120)
7学習(3) 観察学習 学習性無力感「復習」暴力映像を見ることと,実際の攻撃行動との関連について調べる(240)
8学習(4) 学習を用いた心理療法「予習」テキスト9章の行動療法を読む(120)
「復習」系統的脱感作について調べる(120)
9知能(1) 知能とは 知能の構造「予習」テキスト第3章を読む(120)
「復習」知能指数の計算方法について調べる(120)
10知能(2) 知能検査 創造性「予習」知能検査の種類について調べる
(120)
「復習」創造性テストの具体的項目について調べる(120)
11記憶(1) 記憶の二重貯蔵モデル「予習」テキスト第4章を読む(120)
「復習」自由再生法についてまとめる(120)
12記憶(2) 長期記憶 自伝的記憶 意味記憶 プライミング効果「予習」プライミング効果について調べる
(120)
「復習」幼児期健忘について調べる(120)
13記憶(3) ワーキングモデル「予習」テキスト第4章の用語解説を読む
(120)
「復習」ワーキングメモリについてまとめる
(120)
14記憶(4) 記憶の変容「予習」記憶の変容の要因についてまとめる
(120)
「復習」ロフタスの実験についてまとめる
(120)
15まとめ「復習」試験対策としてこれまでの学習内容の確認(240)
    
16定期試験
評価方法・基
準(評価割合)
定期試験によって評価する。(100%)  
テキスト
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
分からないことがあったら遠慮なく授業後に質問してください。
備考
授業中に配布する課題の用紙は、出席を取るためのものではなく、授業での理解度を判断するためのものです。また、卒業論文や修士論文の調査を希望する学生に、20分ほど授業時間を提供する場合があります。あらかじめご了承下さい。
研究調査への参加にも興味の持てる学生の受講を希望します。
画像
ファイル
更新日付2018/02/10 16:09:18