開講年度2018
科目名宗教学Ⅰ
科目ナンバーB111-113-01
開講種別春学期
対象学年1年
担当者河合 泰弘
単位数2
曜日・時限春学期 水曜日 2時限
キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
宗教と人間
授業の概要
 昨今、宗教にかかわるような重大事件が頻発している。しかしそれは、遠くの世界の自分とは関係のないことだと考える場合が多いようだ。果たしてそうだろうか。グローバル化が進む現代社会においては、自分とは無縁とも思われる出来事が、何らかの影響を被ることがある。ましてや、我々の身の回りには、意識する、しないに関係なく、宗教的な事柄があふれている。そのため我々は宗教とは全く関係がないとは言っていられないのである。
 この授業では、様々な角度から諸宗教を分析して宗教の本質について考えようと思う。更には、宗教の発生から現代におよぶ諸宗教を概観してそれぞれの宗教の特徴を捉えるとともに、宗教に関する基本的かつ正しい知識を修得していきたい。宗教に少しでも関心を抱けるようになればと思う。

*「宗教学」の授業は「建学の精神」に基づく、宗教人間教育の一環として実施される、本学独自の必修科目である。
授業の到達
目標
1、宗教に関する基本的な知識を修得する
2、宗教的なものの見方・考え方を身につける
3、諸宗教の特徴を知る
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1はじめに…本講義を受講するにあたって・建学の精神について予習:教科書の目次・シラバスを読み、この授業の概要や目的を大まかに理解する(30)
復習:ノートや教科書を読み返し、建学の精神について深く考える(40)
2宗教とは何か…宗教の定義予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
3宗教の分類予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
4宗教の原初的形態(1)…考古学的考察予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
5宗教の原初的形態(2)…民族学的考察予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
6宗教の原初的形態(3)…未開宗教の諸相予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
7日本人の宗教観予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
8宗教の構成要素予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
9宗教の役割と機能予習:教科書の該当箇所を熟読して(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
10宗教の実践(坐禅実習)予習:教科書の該当箇所を熟読して、坐禅の注意事項や作法を把握する(30)
復習:授業を振り返り、坐禅の意義について考える(40)
11世界の宗教(1)…キリスト教成立の背景(ユダヤ教)予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
12世界の宗教(2)…キリスト教(1)予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
13世界の宗教(3)…キリスト教(2)予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
14世界の宗教(4)…イスラム(1)予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
15世界の宗教(5)…イスラム(2)予習:教科書の該当箇所を熟読する(30)
復習:必要事項を追加するなど、ノートを整理してまとめる(40)
    
16定期試験授業時に配付した「「宗教学Ⅰ」の試験実施について」を参照し、これまでの授業内容を確認してノートを仕上げておく
評価方法・基
準(評価割合)
筆記試験による評価(100点満点)を基本とし、出席状況・受講態度に応じて、0~40点の減点をする
詳しくは、最初の授業時に説明する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『宗教と人間―真の生き方を求めて―』愛知学院大学宗教研究会編大東出版社1200円+税978-4-500-00702-8
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.授業中に、適宜紹介する
参考URL
質疑応答
オフィスアワーを確認の上、訪問すること
Eメールでも対応する
研究室:2427(2号館4階) および禅研究所
Eメール:taiko@dpc.agu.ac.jp  
備考
欠席する場合は、必ず欠席届(公欠届等)を提出すること
正当な理由のない離席、私語、携帯電話・スマホの使用は認めない
その他授業に進行の妨げとなる行為は厳禁(それらの行為については、出席と認めないことがある)

※「宗教の実践(坐禅実習)」は、施設の都合により、スケジュールが前後する場合がある
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更新日付2018/02/16 13:18:35