開講年度2017
科目名NPO経営論
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年3年
担当者田尾 雅夫
単位数2
曜日・時限秋学期 木曜日 3時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
ボランティア活動とNPO(非営利組織)について理解を深める
授業の概要
NPOという経営体がある。またボランティア活動をする人たちがいる。それらが何であるかを考えたい。そして、この社会における位置づけについても考えたい。NPOは、いうまでもないが、この社会を支える欠かすことができない組織である。この講義は、近い将来、公共の組織(地方自治体などを含めて)で働きたいと考えている人たちにとっては必須である。
授業の到達
目標
NPOとは何か、ボランティアとは何か、それを理解するために基礎的な知識を提供する。まず基本的なところを理解してほしい。また、この講義を通してNPOやボランティア活動に関心を向け、参加することを大いに期待したい。この社会を少しでもよくするための人材を育成したいというのが、この講義の近い将来に向けての最終的な目的である。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1何を学ぶのか
ボランティアとは何か、NPOとは何かについて議論する
テキスト第1章を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
2NPOのミッションとは何か、その意義と領域:この社会で、どのようなミッションのもとでその役割を果たしているのかを考える。テキスト第2章を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
3マネジメントの基本:非営利組織の特異性につて紹介する。そのマネジメントがどのような特徴があるのかを、企業との比較で明らかにする。テキスト第3章を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
4ヒト=ボランティアを活かすためにⅠ:ボランティアの熱意によって活動は始まる。そのためにはどのようなマネジメントが必要なのか。テキスト第4章を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
5ヒト=ボランティアを活かすためにⅡ:経営手法について、どのような手法が採用されるのか、具体的な事例を紹介したい。テキスト第5章を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
6事例紹介 1 ボランティア活動 身近で活動しているボランティアを紹介する第1-5講までの復習をしておくこと(30分)。宿題を課すので、次回の講義終了時には提出すること(60分)。
7NPOとリーダーシップ:NPOとは本来脆弱な集団である。リーダーシップが欠かせない。どのようなリーダーが必要とされるのか。テキスト第6章を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
8信用をえるためにⅠ:円滑な活動のためには地域社会から信頼を受けなければならない。それを得るためにはどうすればよいのか。テキスト第7章を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
9信用を得るためにⅡ:経営体として発展させるには、何らかの戦略を必要とする。どのような戦略が必要なのか。テキスト第8を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
10災害ボランティアについて:NPO・ボランティア論の応用としての災害に際しての活動について考える。なお、資料を用意する。特論的に、災害とボランティアの関係について考える機会を設けたい。事前に資料を配付するので読んでおくこと(30分)。レポートを課す、それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
11事例紹介 2 小規模NPO 小さな規模の事例を紹介する第6-8章の復習をしておくこと(30分)。宿題を課すので次回の講義の終了時には提出すること(60分)。
12パートナーシップ:とくに行政との連携は欠かせない。どのようにすれば互いによいものにできるのか。その方式を考えたい。テキスト第9を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
13活動評価:どのようなことをすれば、高い評価を受けるのか。評価論は組織論一般でも難しいが、とくに難しいこともある。テキスト第10を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
14よりよいNPOのために:組織革新につての考え方を、特異な組織であることに配慮しながら応用的に考える。テキスト第11を読んでおくこと(30分)。
宿題を課す。約60分ぐらいでレポートにまとめること。それを次回の講義の終了時に提出すること(60分)。
15事例紹介 3 大規模なNPO 企業と違わないほどのNPOをいくつか紹介する。第9-11章の復習をしておくこと(30分)。宿題を課すので次回の講義終了時には提出すること(60分)。
    
16期末テストテキストをはじめから読み直しておくこと
評価方法・基
準(評価割合)
小テストを随時行う、30点の配点、期末テスト70点
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『実践NPOマネジメント』田尾雅夫ミネルヴァ書房28004623040232
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
講義が終了した時点でいつでも可。なお水、木、金は在室なのでいつでも可。
備考
画像
ファイル
更新日付2017/02/22 15:12:37