開講年度2017
科目名経営心理学Ⅱ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者田尾 雅夫
単位数2
曜日・時限秋学期 金曜日 2時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
組織(経営体)の中の人間行動について、心理学の立場から考える。Ⅱでは組織と人間の関係を明らかにしたい。
授業の概要
春学期の経営心理学Ⅰと同じである。Ⅰを履修した場合、それの延長にある。
ただし、春学期は、組織の中の人間行動を中心に論じた。キャリア、モチベーション、ストレスなどであった。秋は、組織の中の集団(とくに職場集団)を中心に講義する。
授業の到達
目標
春学期の到達目標と同じである。
人間関係論が理論の下地にあるので、職場での上司や同僚とどのような良好な関係を築くことができるかについて、議論を展開したい。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1コミュニケーション
そまざまのコミュニケーションを円滑にしなければならない。どうするかである。
テキスト第8章前半を読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
2意思決定
何をどのようにするか、それに合意が得られるかは決定的に重要である。そのためには。
テキスト第8章後半を読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
3職場集団
上司や同僚が協力することで何かができる。そのためには、何をどのようにするのか。
テキスト第9章を読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
4組織論的な要約 4 組織の中の人間行動(集団論的視点から)小テストを行うテキスト第8-9章を読んでおくこと(60分)。分からないことをメモしておくこと(30分)。
5対人葛藤
利害相反が同僚や仲間の間でさえ生じる。それを少なくするためにはどうすればよいか。
テキスト第10章を読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
6リーダーシップ
誰かが集団を引っ張らなければならない。どのような人たちか、どのように引っ張るのか。
テキスト第11章を読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
7組織文化
どこにでも独特の雰囲気がある。それはどのようにできるのか。その因果を明らかにしたい。
テキスト第12章を読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
8組織論的な要約 5 組織の中の人間関係の強さと脆さ 小テストを行うテキスト第10-12章を読んでおくこと(60分)。分からないことをメモしておくこと(30分)。
9パワーと管理者
上司は部下を従わせなければならない。どのようにしてか。従わせることができないこともある。
テキスト第13章を読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
10組織の倫理と病理
してはいけないこと、するべきことの区別は重要である。。反社会的な組織もなくはない。
「現代組織論」の第14,15章を参照、読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
11組織の評価
どのような組織がよいのか、よくないのか、それを評価するための基準とは。
「現代組織論」の第17章を参照、読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
12組織論的な要約 6 よい、またはよろしくない組織とは何かについて論じたい 小テストを行うテキスト第13章、および該当箇所を読んでおくこと(60分)。分からないことをメモしておくこと(30分)。
13組織の革新
よりよい組織になるための方策はあれば、それを実際的に、理論的に考えたい。
テキスト第14章を読んでおくこと(30分)。宿題を課すので次回までに仕上げて提出すること(60分)。
14組織とは何か=再論
春学期の第2講の問題設定に戻って、組織(経営体)とは何かと、いう議論を再度試みたい。
テキストをもう一度読み返してほしい(90分)。
15要約と課題
今度どのように議論を深めればよいか、指針を提供したい。
テキストをさらにもう一度読み返してほしい(30分)。前回に示した要点を復習しておくこと(60分)。
    
16期末テストさらにテキストを読み返しておくこと
評価方法・基
準(評価割合)
期末試験70%、小テストをすることがあるので、それを30%とする
出席を加味する
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『組織の心理学』田尾雅夫有斐閣22004641086311必須
2.『現代組織論』田尾雅夫勁草書房29002147483647
参考書
  ・
参考資料
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『組織論』桑田耕太郎・田尾雅夫有斐閣221004541120498
参考URL
質疑応答
講義の終了後、機会を設ける
また研究室に来てもよい、歓迎(水、木、金曜日は昼の時間は在室)
備考
テキストは必ず購入すること、予習には30分。宿題を仕上げるために60分は必要。
一部であるが、「現代組織論」の内容に言及することがある。
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更新日付2017/02/22 15:11:38