開講年度2017
科目名産官民提携講座Ⅰ
科目ナンバー
開講種別秋学期
対象学年2年
担当者秋本 昌士
単位数2
曜日・時限秋学期 水曜日 2時限
キャンパス名城公園キャンパス
実務経験のある教員による授業科目


テーマ
生きた経営を学ぶ -トーエネックの経営の実際-
授業の概要
  とりまく環境が大きく変化している中で、企業は実際にどのような経営を行っているのか、また、その実践にはどのような人材が必要なのかを実例をとおして学びます。
授業の到達
目標
 電力業界が変革期にある中で、中部電力のグループ企業であるトーエネックがどのような経営計画・目標を立て、実現に向けてどのような取り組みを行っているかを学び、それらを通じて企業経営の実際について理解することを目標とします。
 また、文系学生が配属される管理部署の業務内容を理解すると同時に、ビジネスマナーの実践講習を通して社会人としての常識を学び、“企業はどんな人材を求めているか”を理解します。いずれも、毎回提出するミニレポートにて理解度を確認します。
授業計画
回数授業スケジュール授業時間外学修・時間(分)
1「オリエンテーション」
○本科目の概要と進め方を説明します
・電力業界を取り巻く環境変化とトーエネックの取り組みについて
【予習】シラバスを読み授業内容をあらかじめ把握する(30)
【復習】授業の全体を確認する
電力業界の課題を理解する(30)
2「地域におけるトーエネックの仕事」
○トーエネックの国内ビジネスについて説明します
・配電線工事、一般工事、太陽光発電事業等
【予習】WebCampusより配信の資料を読んで国内ビジネスの内容を確認する(30)
【復習】国内ビジネスの内容の確認(30)
3「企業組織」
○責任と権限の考え方や各組織の業務の実際を説明します
・組織と業務分掌
・決裁権限
・事務系部門の業務紹介
【予習】WebCampusより配信の資料を読んで企業組織について確認する(30)
【復習】企業組織について授業の内容を確認し理解を深める(30)
4「経営分析」
○財務諸表の読み方とポイントについて理解します
・財務分析に用いられる経営指標とその意味
【予習】WebCampusより配信の資料を読んで経営分析について確認(30)
【復習】経営分析について授業の内容を確認し理解を深める(30)
5「コーポレート・ガバナンス」
○コーポレート・ガバナンス(企業統治)について学びます
・近年のルール整備とトーエネックの対応
【予習】WebCampusより配信の資料を読んでコーポレート・ガバナンスについて確認(30)
【復習】コーポレート・ガバナンスについて授業の内容を確認し理解を深める(30)
6「東南アジアにおける海外電力インフラ事業」
○トーエネックの海外ビジネスについて説明します
・新興国の電力インフラの現状
・インフラ整備の実際
【予習】WebCampusより配信の資料を読んで海外ビジネスの内容を確認する(30)
【復習】海外ビジネスの内容の確認(30)
7「M&A」
○M&Aの概要について学びます
・友好的買収と敵対的買収
・M&Aの着手から完了まで
【予習】WebCampusより配信の資料を読んでM&Aについて確認(30)
【復習】M&Aについて授業の内容を確認し理解を深める(30)
8「経営計画」
○トーエネックにとっての経営計画の位置づけと策定プロセスを説明します
・トーエネックの経営理念と経営計画
・中期経営計画策定のプロセス
【予習】WebCampusより配信の資料を読んで経営計画について確認(30)
【復習】経営計画について確認する(30)
9「当社が求める人材像」
○企業が求める人材とは「活躍できる、貢献できる」人材である。当社が求める人材について、当社の人事評価制度を交えて説明します。
【予習】学生から社会人となって最も必要とされる能力は何かを整理する(30)
【復習】求められる人材について確認する(30)
10「当社の人事・賃金制度」
○企業は従業員の評価を適正に行うことでその成果に報い、個々のモチベーションアップに繋げます。人事評価の結果がどのように処遇反映されているかを説明します。
【予習】WebCampusより配信の資料を読んでおく(30)
【復習】人事評価の進め方、処遇反映について確認する(30)
11「ダイバーシティの推進」
○「ダイバーシティ」とは何かを理解するとともに、これを推進する必要性や背景等を説明します
○「ダイバーシティ」は身近なこと、自分にも深く関わる事であることを説明します
【予習】「ダイバーシティ」とは何か?自身がもつイメージを言葉で説明できるようにする(30)
【復習】「ダイバーシティ」について授業内容を確認し、「自分事」として再考することで理解を深める(30)
12「企業人としての心構え」
○企業人として求められるのは、自らの立場と役割を認識し、その使命を達成できる人材である。自身が会社組織の一員となった場合をイメージし、企業人として「あるべき姿」「とるべき行動」を学ぶ。
・キャリア教育
・秩序ある行動
・自覚と責任
・互いの人格を尊重
【予習】企業人として「あるべき姿」「とるべき行動」をイメージする(30)
【復習】企業人としての心構えについて授業の内容を確認し理解を深める(30)
13「人材育成」
○企業の業績向上と従業員の個人的能力を発揮させるための「人づくり」には、様々なアプローチがある。人材育成の必要性と意義を学ぶ。
・人材と人財
・技能の継承
・意欲の向上と豊かな人間性
【予習】「人材育成」の必要性を確認する(30)
【復習】人材育成について授業の内容を確認し理解を深める(30)
14「ビジネスマナーⅠ」
○社会人として必要とされる基本的なマナーの心得等、社会的な常識を学ぶ。
○聞き上手、話し上手で人間関係がよくなることを体感する。
○組織の一員を意識する。
・社会人としての常識
・言葉づかいの常識
・職場生活の基本
【予習】自身にとって「社会人としてのマナー」とは何か考えてくる(30)
【復習】ビジネスマナーⅠについて授業の内容を確認し理解を深める(30)
15「ビジネスマナーⅡ」
○報・連・相の重要性を理解する。
○基本的な立ち居振る舞いを理解する。
・実務行動の仕方
・様々なビジネスシーンでのマナー
【予習】「ビズネスマナーⅠ」のテキストを再読する(30)
【復習】ビジネスマナーⅡについて授業の内容を確認し理解を深める(30)
    
評価方法・基
準(評価割合)
受講状況、ミニレポート(毎回提出)および期末試験により評価します。
テキスト
書名著者出版社価格ISBNコード備考
1.『必要に応じて資料を配布します。』
参考書
  ・
参考資料
参考URL
質疑応答
授業中および終了後に実施します。
備考
授業中の私語、携帯電話・スマートフォンの使用は禁止します。
画像
ファイル
更新日付2017/02/16 10:46:49